【ふらとぴ編集部チョッピーのジャンプ感想】2023年13号【読切『デッドライン』掲載・読切(?)『「ブラック・クローバー」ミニキャラ4コマ劇場その2』掲載・『PPPPPP』連載終了】

【ふらとぴ編集部チョッピーのジャンプ感想】2023年13号のアイキャッチ画像です。ふらとぴ編集部チョッピーのジャンプ感想

こんにちは。ジャンプ大好き、チョッピーです。

この連載は

週刊少年ジャンプに掲載されている全マンガ(読切含む)の感想をふらとぴクリエイターのチョッピーがジャンプ掲載順に書いていきます。

チョッピー
チョッピー

ネタバレ全開です。まだ未読の方はお気を付けて。

基本的にジャンプ発売当日 or 翌日に掲載予定です。

なお、チョッピーの読書環境は「少年ジャンプ+をスマホで読んでいる」です。

それでは、お楽しみください。

ジャンプ感想(掲載順)

ONE PIECE

ジャンプの表紙に描かれているベガパンク、もうすっかり一味に加入したかのような馴染み具合ですね。今のお話が一段落したら一味に加入するのでしょうか?

でも、ワノ国編でそんな雰囲気を出してたヤマトも加入しませんでしたからね…。とはいえ物語における重要性から考えると加入する可能性は高い気もしますが…。

ただ、ベガパンクが加入しちゃうと一味のほとんどのメンバーの役割がなくなっちゃいそうですよね。技師もコックもドクターも操舵師も、全部、ベガパンクの超技術だけで賄えそうな…。

となると加入しないのかな。

まぁ、ここは考えるだけ無駄かもしれません。

本編、カクがナチュラルに自分たちがルフィ・ゾロに庇ってもらえると思ってるところ、あまりに不思議ですね。

というか、実際にルフィ・ゾロが自分たちに敵対しているカク・ルッチを庇っている理由がよくわかりませんが…。

そのまま放置じゃいけないのかな…。

人道的な理由から助けているのか? ルフィとゾロってそんなキャラだっけ…。

場面代わってシャンクス VS キッド!

どう考えてもキッドに勝ちの目があるようには思えませんが…。どうなるんだろう。

ワノ国以降、同時で物語が大きく動きそうな展開が続いていて、ホントに目が離せませんね…。

面白すぎる!

あと、どうでもいいですけど、今のヤソップってどうみてもマキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君がモデルになってますよね。特に今週のヤソップはどう考えてもそうだとしか思えない。

圧倒的キャラデザ変更…。

SAKAMOTO DAYS

完全に日本橋三越本店がモデルのデパートが出てきましたね。ここが今回の舞台かぁ。

SAKAMOTO DAYS は京都編でもそうでしたけど、文化財を使ったバトルを描くのが好きですね。日本橋三越本店も2016年に国指定重要文化財になってますし。

このマンガの作者、バトル自体の描写の巧みさもそうなんですけど、バトルフィールドの選定センスもズバ抜けてますよね。少なくとも今のジャンプにおいては他を圧倒するセンス・技量だと思う。

今回のデパート内でのサイレントバトルもカッコよすぎる。

全編通して幽遊白書にスタイリッシュさを足して、オカルト要素を引いたみたいな雰囲気のハイセンスバトルが読めるので本当に最高です。

次回以降のキンダカとのバトルも楽しみ!

僕のヒーローアカデミア

うおー! 常闇クン、かっけー!!

マンガにおける厨二病キャラって、ここ15年くらいあまりに類型化されすぎてしまって基本的にギャグキャラ扱いばかりだったと思うのですが、常闇クンはストレートにカッコよくて良いですねー!

このマンガのテーマのひとつである「継承」もしっかり描かれてて満足感高い。ホークスの鬱屈した気持ちも、これで成仏できたかもしれませんね。

さてはさておき、OFA。

もしかしてこのキャラって冷戦時の原発を意識した描写がされてるんですかね。『誰もが「そこにいる何か」に怯えた時代』という表現から、なんとなくそんな気がしました。

もしくは逆かな。

「ひとたび暴れ出すと世界が崩壊してしまう何か」が存在している時代を描くと、それは現実世界における冷戦時と似た雰囲気にならざるを得ないのかもしれない。

うーん、ロシアのウクライナ侵攻により世界に漂った嫌な空気を彷彿とさせますねー。

フィクションとリアルは、繋がっている。

あかね噺

今回の話って、なんなんですかね…。

まず、阿良川一生はなぜ金魚割りのお金を払わないのか。

落語家の美学なのか? キャラに依るモノなのか?

どっちか知らんけど、普通に払えよ。

不遇なバーのママが窮地に陥った時に大金を持ってきて颯爽と去るのは、そりゃ気分が良いでしょうけど、そもそも不遇な境遇に陥らせた一因はお前にもあるからな?

やってる事が完全にDV野郎と一緒だと思います。好ましい演出でごまかさないでほしい。

バーのママもあっさり金を受け取るなよ…とも思いますが、さすがにそれは酷でしょう。やはり阿良川一生の印象がひたすら悪い。

しかも、それ(金の力)をもって幼少時代の魁生クンを懐柔しているワケだし。

うーん、普通に不快。

あと、マンガ内では「金魚割り」が『面倒臭い酒』とされていますけど、金魚割りって「焼酎に大葉と唐辛子を入れてお湯で割るだけ」ですよね…。そんなに面倒か?

大葉を常にキープしておかないといけないのが面倒? うーん…。

まぁ、ここはあくまでも「子供時代の魁生クンが面倒だと思っているだけ」と説明できる描写にはなっていますが…。

なんとなくこのマンガにしては珍しく、全体的に不快感が際立つ作劇になっていた気がします。

阿良川一生が出てくると不快感が目立つ作劇になる気がするな…。

ウィッチウォッチ

なんて上質なラブストーリーなのでしょう。

これはラブコメじゃないね。ラブストーリーだね。

しかし、最近のジャンプではラブコメよりもラブストーリーの方が人気なのでしょうか?

アンデラもそうだし、アオのハコもそうですよね。

ラブコメだった『あやかしトライアングル』はジャンプ+送りになったし…。

まぁ、それはともかく本編。

今回はとにかくモリヒト君のダメなところが爆発してましたね。これって女性にとっては「ダメがゆえに愛おしい」という評価に転ずるのでしょうか?

僕はちょっと彼とは仲良くできない気がします。だって、いくらなんでもイキがりすぎでしょ…好みが…。女性の振り回し方もずっと最悪だし…。

一方、ニコはずっと可愛らしかったです。『にがっ』のシーンとか素晴らしいですよね。

アオのハコ

え? 今回、なにかのクライマックスシーンだったの?

全キャラクターの全発言の理解が出来ないです。

「主人公とよくわからないモブキャラ(松岡クン)のチケットを巡っての競争」と「ヒロインとよくわからないモブキャラ(夢佳ちゃん)の謎の口喧嘩」をオーバーラップされても、そこから何を感じ取ればいいのか。サッパリわかりません。

今の話、マジでなんなの?

松岡クンと夢佳ちゃんをこのマンガに登場させた意味がよくわかりません。

千夏ちゃんが大喜クンを好きな理由に納得感を出させるため?

そんなのワザワザ今回のお話みたいな不自然な形で描かなくても雰囲気でわかると思うけどなぁ…。

やっぱりこのマンガ、全体的に「作者が物語をどう動かしたいか」が優先されていて「キャラクターの言動が自然か、また、それに読者がついていけるか」は蔑ろにされている気がします。

アンデッドアンラック

クリードさん、訳の分からない条件で戦場に送られてたんですね。

「弾が尽きてたら回収」かぁ…。

上層部が律儀に戦場までクリードさんを回収に来たのも驚きですけど、そのKPIが「弾の減り方」になっているのも不思議…。

手段の目的化が著しい。ヒドい指令ですね。

クリードさんが属しているのは、そのくらいダメな組織って事なのかもしれない。

あと、今回のお話で初めて理解したのですけど、ボイドさんの「不可避」って「攻撃を絶対に外さない能力」じゃなくて「相手を止めることにより結果的に攻撃を当てる能力」なんですね。

だから今回は戦車を拘束できている…って事なんですよね。なるほど。

不動クンの否定能力とかなり似てますね。不動クンは自分も動けないから少し違うけど。

呪術廻戦

うおー、バトルおもしれぇ!

来栖ちゃんはここで一旦、戦線離脱なのでしょうか?

「グシャ」という擬音からすると死んでそうですが。でも、たしか彼女(というか、彼女の中にいる天使)が死んでしまうと五条先生が箱から出られないんですよね?

だからメタ的に考えると生きている気はしますね…。

しかし、来栖ちゃんの生死も、宿儺の狙いも、羂索の狙いも、虎杖の謎のパワーアップの理由も、僕には何から何までわからないのですけれど、とにかくバトルが面白いので無問題ですね。

しかし、高羽は何をしているのでしょう。

彼がこのバトルに参戦して全てをボーボボワールドに巻き込んでしまえば、虎杖側の勝利は確定な気がしています。

勝てないまでも負けないでしょ。ボーボボワールドだから。

僕とロボコ

EDEN戦は(敵側とは言え)普通に死傷者が出るのか…。

そんな世界観なのか…。ギャグマンガなのに…。

ちょっとそこが衝撃でしたが、全体的にはとても面白かったです。

絵も本当に上手になりましたよね。今週のロボコ、表紙も含めて普通にえっちだったと思います。

もちろんギャグも面白いし。本当に強いギャグ漫画だな…。

しかし、やはりジャンプ本誌で露骨なジョジョパロが出てくると『太臓もて王サーガ』を思い出さずにはいられませんね。懐かしい。

逃げ上手の若君

シイナちゃん怖い!

登場シーンがマジで怖かったです。

『主を失い 刀も握れぬ 空虚な者』で「秕」ってどういう意味だ…と思って調べたら、秕って

殻ばかりで実のない籾(もみ)

粃(しいな)とは? 意味や使い方|コトバンク

という意味なんですね。まさに吹けば飛ぶような空虚な存在ってことかぁ。なるほど。

しかし、シイナちゃんが言うところの「旦那様」ってどういう意味なんでしょうね?

「夫」ではないような感じですよね。「仕えてた家の主人」ってことなんですかね。

なんとなく「旦那様=夫」でシイナちゃんが未亡人だった方が、弧次郎クンの寝取り感が強くなって淫靡で良いと思いますけどね、個人的には。

それはさておき、初代正宗。これまたネウロ感の強いキャラが出てきましたね。

弧次郎クンと亜矢子ちゃんのバトルもありそうだし、ただの武器強化イベントにしては力が入ってますね。

もしかして、ただの武器強化イベントじゃないのかな?

いやー、逃げ若、鎌倉編も面白いですね!

夜桜さんちの大作戦

ホントに六美の映像しか残ってなかったら他の兄弟があまりにかわいそうだったので、ちゃんと他の兄弟の映像も残っていて本当に良かったです。

みんなかわいらしいね。

今回の各キャラの子供時代をかわいく描くことに主眼が置かれたサービス回でしたね。

物語が大きく動くのは次回以降のお楽しみかな。

暗号学園のいろは

なんだろう、ムチャクチャ面白いな。キャラが良いんでしょうね。

少なくとも今のところ、いろは坂クンのクラスメートに「本当に嫌なヤツ」がいないのがスゴくいいです。やってることは暗号バトルという外連味たっぷりの勝負ですけど、その本質は健全ないがみ合いと、殴り合いの後の仲直りという古典的な友情バトルで読後感が最高に良いですね。

あと、絵の力もスゴいですよね。

濃姫さんの気持ち悪い笑みも、東洲斎さんの颯爽とした登場シーンもどちらも絵の力がスゴかったです。

あと、扉絵!

今回の扉絵を見た時、正直、何のマンガか一瞬わかりませんでした。読切かと思った。

というのも馬のイラストがリアル寄りで普段の絵の雰囲気とかなり違ったから…。

作画担当の方、いろんなタッチの絵が描けるんですね。スゴい。

イチゴーキ!操縦中

今回、勢いがムチャクチャで面白かったです。

このマンガ、回ごとの面白さのブレがラーメン二郎クラスですね。

とりあえず今のところ生徒会長が出てくる回は必ず面白い。だから彼女を多めに登場させるといい気がします。まぁ、彼女が出てきたの今回で2回目に過ぎないんですけど…。

さらに野暮なツッコミをすると、作中で2年間も生徒会長は何もしていなかったのか…とかも思っちゃいますけど。まぁ、それは前回でムリヤリ時を飛ばしたから仕方ないですね。

あと、ちょっと残念だったのは花火が爆発しなかったところですね。せっかくだから花火は爆発させちゃえば良かったのに。

もっとハジケて欲しい。

マッシュル-MASHLE-

心臓抜かれて生きてるのは新しいなぁ。マッシュルには心臓がふたつ以上あったりするのかな。

一ノ瀬家の大罪

うーん…謎の核心に迫らないなぁ…。

結局、タイトルにも掲げられている「一ノ瀬家の大罪」ってなんなんでしょう。

どんな罪なの

早くそれの解明パートに入ってほしいんだけど…。

どうしてループしているのか…とか…。

このままだと「偽のお父さんがハッピー星人でしたー!」みたいなオチになっちゃう気がするんだけど…。

なんかこの期に及んでお母さんの心の闇とかに迫らなくても良くない? 正直、そこはそんなに興味ないし…。

人造人間100

階級…。

ムチャクチャ鬼滅っぽい設定が出てきましたね。

どう考えてもモートセーフ自体が鬼殺隊モチーフなんだよな。人造人間の設定もかなり鬼滅の鬼と被ってますけど。

それはさておき、ヒューゴはマジで何を言っているのか…。

モートセーフに戻ったら確実に処罰対象なんじゃないの、こんなの。

あと、どうして徽章を身に着ける決まりなのに『見える所じゃなくてもいい』んでしょうね。見えないところに着けられたら、どうやって見分けるんだ…。

それに、あの勢いで転がってきて壁に激突して一瞬でも生きてる人間って…。

なんだか不思議がいっぱいな回でした。

デッドライン(読切)

絵が上手いですね。

最近のジャンプの読切の作者、ホントにみんな絵が上手いな…。スゴいですよね。

ただ、どうして皆さん一様にギャグを描きたがるのでしょうね。で、決まってあまり面白くない。

今回のお話だと「編集者が悪魔」という出オチだけで15ページ引っ張られるのは正直キツいです。

なんか、せっかく絵が上手いんだからシリアスストーリーモノとかに挑戦してもいいんじゃないかなぁ…とか思います。

特に「『原稿の進捗具合はいかがですか?』に殴られて大ダメージ」みたいな楽屋ネタに走っちゃうくらいだったら、ギャグは無しで勝負した方が良いような気がします。

ブラッククローバー

うーん、消化試合感つよい。

せっかくの天眼通のお披露目試合だったのに、あんまりそのスゴさがわからなかったです…。

「ブラック・クローバー」ミニキャラ4コマ劇場その2

少し前に掲載された「その1」の時も同じ感想だった気がするのですけれど、4コマ3本のうちの最後の2本の意味がわからなかったです。最初の1本はそこそこ面白かった。

ギャグはさておき、絵は上手いですよね。ホント。

大東京鬼嫁伝

『クッキングパパ』に出てきたちいかわ」みたいな妙な気持ち悪さのあるもののけが出てきましたね。

それはさておき、愛火ちゃんと進太クンって肉体関係結んでたの!? いつ!?

ヤったんか!?

進太、お前ヤったんか!?

ギンカとリューナ

「死舞宮婦」ってもちろん「四分休符」のもじりだと思うんですけど、デザインのモチーフは子宮なんですかね? じゃないと「死舞宮”婦”」の意味がわからないですよね。

あと、秘宝槌を使うギンカがスマブラのデデデ大王そっくりでしたね。

しかし、今回のバトル、あまりにアッサリ終わりそうな雰囲気ですね。やっぱり巻きに入ってるのかな…。

PPPPPP(連載終了)

なんだこのヤケクソENDは…。打ち切りでふてくされてんのか?

仮にそうだとしたら、このマンガ、僕にはホントに読む価値が感じられません。

『バディストライク』の最終回よりヒドいクソエンディングでした。

逆にヤケクソじゃないとしたら、作者がこのマンガを通じて何を描きたかったのかが僕にはサッパリわかりません。

ていうか最終ページのアオリもさ、『少年はこうして成長していく』じゃないよ。少なくともラッキーは成長してないだろ。

…もしかしてアレですかね。このアオリは担当編集から作者への言葉なんですかね?

「打ち切りを経験して人間的に成長しろ」的な?

そっちの方が理解はしやすいけど、だとしたらアオリをそんな私信的には使わないでほしいなぁ。

おわりに

今週の感想は以上です。

今週もジャンプは最高でしたね!

次週も楽しみです!

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