【Daily Choppy !】第25回:作品を語る際に、その作品の外部に存在する文脈を踏まえるべきか否か

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こんにちは。チョッピーです。

僕、ふらとぴ上で「僕の感想」というコンテンツも担当しています。
なので、ふらとぴ運営開始後はそれ以前よりも意識的に多くの作品に触れる様にしています。

これは「僕の感想」に限らずなのですが、ふらとぴ上に存在するコンテンツは基本的にテーマを絞っての記載を行っていないので(これは一般的なマーケティング施策としては、あまり良くない手法なのかもしれませんが、僕はふらとぴにおいて出来る限り「クリエイター本人が自由に表現したい事を実現できる場」や「カオス」を実現したいと考えているため「テーマは基本的に限定しない」という方針を採用しています)「僕の感想」においても、その対象となる作品のジャンルは限定していません。

そのため、今時点で「僕の感想」は計3回の掲載を行っているのですが、すでに「ビジネス書の感想2回、映画の感想1回」というゴチャゴチャの内容となっています。(あんまり「ビジネス書の感想と映画の感想がひとつのコンテンツにまとめられているモノ」って僕は見た事が無いです。「このコンテンツのターゲットはどんなペルソナで、彼らに提供する便益としては何を狙っているの?」みたいな発想で考えていると、あんまりこういうゴチャゴチャ感に溢れたコンテンツは実現できない気がします。なんというか、こういうゴチャゴチャしたカオス感が好きなんです、僕)

ただ、僕、ふらとぴを運営する以前は「僕の感想」みたいな「レビューを目的としたコンテンツ」を業務として作った事とかは無いんですね。大学を卒業してからIT企業に就職して文型SEとしてお仕事を行っていたので。文型SEは普通「作品のレビューコンテンツを作成する」というお仕事を任される事は無いので、僕も例に漏れず、そういうお仕事をする機会は無かったんですね。

また、大学を卒業するまでにも、そういうアルバイト等をした事もありません。
高校時代に文芸部に所属していたことはありますが(同時にラグビー部にも所属していました)その時にも「書評」みたいな作品を作った事はなく、もっぱらオリジナルの小説を執筆する活動ばかりしていました。(個人的には、その頃の方が文才があった気がしますね。なんというか、今よりも文章のキレが鋭かった気がします。文型SEとして11年間、公私ともにIT関連の情報ばかりに降れており、創作物に触れる機会が激減していたからですかね…。今はどうにかして、あの頃のキレを取り戻したいな…と考えています)

なので、イマイチ「作品のレビューを行う場合の定石」みたいなモノがわからないんですね。
今は可能な限り「その作品を味わった時に僕が感じたモノ」が正確に伝わる様に意識して執筆を行っていますが、まぁ、正直、無策の体当たり状態でコンテンツを作成しているに等しいです。もしかしたら、もっとコンテンツのクオリティを向上させるために簡単に実施できる方法論があるのかもしれません。

で、今現在、少し悩んでいるのが、この記事のタイトルにもしている通り「作品のレビューを行う場合、その作品の外部に存在する文脈も踏まえた上でレビューを行うべきなのか、それとも、純粋にその作品単体にフィーチャーしてレビューを行うべきなのか」という点です。言い換えると「ある作品のレビューを行う場合、その作品の制作者の過去作や時代背景まで調査した上で、その作品が、その一連の流れの中でどの様な【意味】を持つのか?を語るべき」なのか、もしくは「純粋にその作品を味わった【今の僕が感じたこと】を述べるべき」なのか、そのどちらがより望ましいのかがよくわからないな…という点を少し悩んでいます。

なんとなくなのですけど、前者の方針の方が興味深い文章になる気はするんですよね。
遥か昔に現代文のテストとかで出題されていた「評論」?の文章題とかは、そういう観点で記載されていた様な気がするんですよ。だから、単純な文章の価値を上げるためには「作品外の文脈を踏まえた感想を書くべき」なのかもしれません。

でも、それってワザワザ「僕」がやるべきことかな?という気もしています。
その方向性で作品のレビューを行うのであれば、僕なんかよりもクオリティの高い作品を書ける人は沢山いるはずです。それよりも「今の僕が感じたこと」という「今の僕にしか書けない文章を書く方向性で努力した方がいいのではないか?」という気もしています。しかしながら「今の僕にしか書けない文章って誰に需要があるの?」という気もしています。

うーん、難しいですね。どういう方向性でコンテンツを作成していくべきか。
まぁ、結局のところ、これも数をこなして自分なりの答えを見つけていくしかないのでしょうけれど。

本日もふらとぴに訪問頂きありがとうございます。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。

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