【Daily Choppy !】第424回:積み○○は新しい順に消化しよう!

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こんにちは。色々積みがちな男、チョッピーです。

今回の記事について

どうやって消化する?
どうやって消化する?

今回はチョッピーの考える「積み○○」の消化法に関してのお話です。

積んじゃうよね

皆さん、積んでますか? 積んでますよね? ご安心ください、僕も色々と積んでます。

チョッピー
チョッピー

何の話だ。人生か?

人生の場合は「積む」ではなく「詰む」ですね。僕が色々と詰んでいるのは事実かもしれませんが、今日はそんな悲しい話をしたいワケではありません。あと「Daily Choppy !」読者の皆様の人生は詰んでいないのでご安心ください。

チョッピー
チョッピー

じゃあ、一体、何? こういう意味不明な内容でテンポを悪くするのは感心できないよ。

はい、スミマセン。マトモな展開に修正します。頑張ります。

さて、皆さんは書籍・ゲーム・映像作品のDVDなど、キチンと購入したモノを消化できていますか? 僕は全然、出来ていません。読めていない書籍、遊べていないゲーム、観ていないDVD…たくさんあります。

つまり「積み」がたくさんあります。積読、積みゲー、積みDVD…。僕は色々と「積んで」います。

チョッピー
チョッピー

そういうことね

皆さんも少なからず「積んで」いるのではないでしょうか?

チョッピー
チョッピー

「積み」が無い方にとっては、今回の記事は全く参考になりません。スミマセン。

どうやって消化する?

さて、これらの「積み」。皆さんはどうやって消化していますか?

…え、消化できていない? 簡単に消化できたら、そもそも積まない?

確かにそうですよね。スミマセン。それでは表現を少し変えます。皆さんはこれらの「積み」をどうやって消化しようと考えていますか?

おそらく消化の案は次の3つに分かれるのではないでしょうか。

  1. 購入したモノから順番に消化していく
  2. 新しいモノから順番に消化していく
  3. 手当たり次第に消化していく

僕は今までは「1」の方法を選んでいました。買った順に消化していたのです。なんとなくその方が分かりやすい気がしていたので。

ただ、先日、とある出来事がありまして、今は「2」の「新しいモノから順番に消化していく」を選んだ方がいいのではないか…と考えています。

チョッピー
チョッピー

チョッピーは考えがコロコロ変わる人間です

どうして新しいモノから順番に消化していくべきなのか?

何故、新しいモノから消化した方がよいのでしょうか。僕の考える理由は2つ。

  1. 新しいモノの方が情報がアップデートされている可能性が高い
  2. 新しいモノの方が現在の僕達の価値観に近い内容である可能性が高い

それぞれ説明します。

新しいモノの方が情報がアップデートされている可能性が高い

「1」の理由は書籍の場合の影響が大きいかもしれません。科学・政治・文化などなどの変化はあっという間です。光陰矢の如し。積読している間に書籍に書かれている情報は古くなってしまっているかもしれません。古い情報に基づいた書籍は、価値がかなり薄れます。

チョッピー
チョッピー

そうは言っても情報のアップデートなんて、そんなに頻繁には無いでしょ

いえいえ、色々とありますよ。

たとえば30代以上の方は学校で「鎌倉幕府の成立年は1192年」と習った方が多いと思います。ところが現在は「鎌倉幕府の成立年は1192年とは言い切れない」とする説が一般的です。そのため教科書にも「鎌倉幕府の成立は1192年」とはされていない場合が多いようです。

鎌倉幕府が開かれた年は、「いい国つくろう鎌倉幕府」という語呂合わせがあるように、源頼朝が征夷大将軍となった1192年とする説が広く知られていました。しかし、近年では鎌倉幕府を構成する組織が1180年から徐々に設置されるなど、1192年までの間に段階を踏んで整えられていったと考えられています。1192年は成立ではなく、鎌倉幕府という組織の基本形態が名実ともに「完成した」という見方が優勢になっています。

そのため教科書では、このような近年の見方に基づき、年表で平安時代と鎌倉時代の境界を斜め線で表すなど、鎌倉幕府の成立年を単独の年に求めるのではなく、段階を踏んで「完成した」ととらえています。

社会科Q & A − 歴史|Q5:鎌倉幕府の成立は1192年ではないという説が有力になっていますが、どのような根拠にもとづいているのですか。|帝国書院

また「リットル」の表記も30代以上の方の中には「筆記体で書く」と習った方が多いかと思いますが、現在は「活字体で書く」とされています。これは平成20年度の「義務教育諸学校教科書図書検定基準の改訂」に基づく変更とのことです。

チョッピー
チョッピー

意外と定説って変わってるんだね

僕は鎌倉幕府の成立年が1192年とはされなくなった事は知っていたのですが、「リットル」の表記が筆記体から活字体に変更されていたことは、先日、こちらのツイート↓をたまたま目にするまで知りませんでした。

この経験から「情報は常にアップデートされる。アップデート前の情報を仕入れても意味がない。新しいモノから順番に消化していくべきだ」と考えるようになりました。

新しいモノの方が現在の僕達の価値観に近い内容である可能性が高い

こちらの理由は書籍よりもゲームや映画などのエンターテイメントにおいて強く効いてくるモノだと思います。

先日、Amazon Prime Videoで「映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」を観ました。この作品はクレヨンしんちゃんの映画1作目。公開年は1993年。今から27年前と、かなり古い作品です。

僕はこの作品を20数年前にもビデオでよく観ていた記憶があります。その時には全く感じなかったのですが今、改めて観てみるとキャラクターの言動に一部、違和感を感じるシーンがいくつかありました。

「この表現は社会的にあんまりよろしくないな…」というひっかかりです。それはおそらく1993年当時であれば何の問題にもならなかった表現だと思うのですが、現在の価値観に照らし合わせると微妙な気持ちになるモノでした。

僕が抱いた感情って、おそらく当時の制作陣が意図したモノではないと思います。現在の僕の価値観に照らし合わせて初めて感じられるモノだからです。それは本作のストーリーを楽しむ上では完全に邪魔な感情だったので「この表現は当時はそこまで問題視されるモノではなかった」という理解をしたうえで映画を観る…という内面での作業が必要でした。

これ、面倒なんですよね。純粋に物語が楽しめなくなってしまう。

エンターテイメントって「社会情勢など諸々の条件が一致した、その瞬間だけしか楽しめないモノ」という側面があると思います。時間が経つと、その作品が生まれた時に込められていたメッセージが正しく受け取れなくなる場合もあると思うんですよね。言い方を変えるとエンターテイメントには賞味期限があるとも言えるのかもしれない。

その作品を正しく楽しむためには、出来るだけ鮮度が良い状態で楽しむ必要がある。というわけで、積んでいる作品群も新しいモノから順に楽しんだ方が良いのでは…と考えるようになりました。

本日の締め

今回はチョッピーの考える「積み○○」の消化法に関してのお話を書いてみました。

まとめると「時間が経てば経つほど、作品が作られた時代の情報と価値観にズレが生じてしまうので新しいモノから出来るだけ早めに消化しよう!」となります。

チョッピー
チョッピー

もちろんこれはチョッピー個人の今時点の考え方に過ぎません。この考え方が一理あると思った方は採用してみてください。納得できない人は採用しない方がいいです。そもそも別に「積み○○」は必ずしも消化しなければいけないモノでもないですしね。

今回の記事が何かの参考になった方がいらっしゃいましたら幸いです。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

しかし「映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」って今から27年前の作品なのか…。衝撃。

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