【Daily Choppy !】第682回:称賛と炎上の境界線

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こんにちは。世の中わからないことだらけ、チョッピーです。

称賛と炎上の境界線
称賛と炎上の境界線

違いのわからない男

皆様、音楽はお好きだろうか? 僕は好きだ。

最近「official髭男dism」「あいみょん」「スピッツ」「BUMP OF CHICKEN」などが相次いで新曲を発表してくれているので嬉しい。

Official髭男dism – Cry Baby[Official Video]

あいみょん – 愛を知るまでは【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

スピッツ / 紫の夜を越えて

BUMP OF CHICKEN「なないろ」

もちろん新曲以外も色々と聴いている。特に「ヨルシカ」の『春泥棒』はすでに季節外れではあるが、何度も繰り返し聴いている。

ヨルシカ – 春泥棒(OFFICIAL VIDEO)

「ヨルシカ」と言えば過去に「ヨルシカ」「YOASOBI」「ずっと真夜中でいいのに」を引き合いに出して「違いがわからないのは自分が悪い」という趣旨の記事を書いた事がある。(「Daily Choppy !」第383回↓)

上の記事では音楽性を題材に「違い」を書いている。最近、また違う題材で「違い」について気になる事があった。今回はそのお話を書いてみようと思う。

着物の帯を踏むのは止めましょう

少し前の話になるが、アパレルメーカーのヴァレンティノの広告が派手に炎上していた。

該当の広告はすでに削除されている。概要は上に貼り付けたツイートに掲載されている文章の通り。

ここではこれ以上の説明はしない。内容等をさらに具体的に知りたい方は各自で検索などをして欲しい。

この広告に関しては

これに対し、「日本文化を馬鹿にしている」「日本への侮辱」「心が痛む」「非常に不快」など、批判が多く寄せられました。

「日本文化を馬鹿にしている」 ヴァレンティノの広告、着物の帯の上を歩いていると批判 「帯ではない」と釈明し謝罪|ねとらぼ

とあるように「日本文化に対する敬意が感じられない」という観点からの批判が多く寄せられたようだ。

対象に対する敬意が感じられない態度は批判の対象になりやすい。それはわかる。

特に自分が好きなモノに対して無礼な態度を取る人がいた場合、それに対して「一言言いたい」という気持ちが沸き上がってくるのは自然な反応であるのかもしれない。それを実行に移すか移さないかはさておき。

ただ、個人的には「どういう態度が失礼にあたるのか」がよくわからないところがある。

呼び捨ては失礼か?

これも少し前の話になるが「マルチタレント(でいいのかな?)の上白石萌歌がテレビ番組でスピッツに”さん”をつけなかった」という話題が盛り上がっていた。

上白石萌歌の「スピッツ」呼び捨て発言が波紋…丁寧すぎる「さん付け」はむしろ失礼?(小泉 カツミ) @gendai_biz
4月9日放送の『Mステ』こと『ミュージックステーション(テレビ朝日系)』。 女優で歌手でもある上白石萌歌が歌手名の『adieu(アデュー)』名義で登場し、大ファンだと言うバンド『スピッツ』と共演を果たした。

「呼び捨て」は失礼にあたるのだろうか。これはなかなか微妙な話だと思う。

個人的には直接の知り合いでもない有名人やグループに対して「さん」をつけるのは、あまり適切でないように思える。だから別に呼び捨てでも場合によっては失礼にはあたらないと考えている。

チョッピー
チョッピー

この記事でも多くのグループや個人を呼び捨てで呼んでいますしね。これが「無礼」だとされると少し困っちゃうな。

でも、そうは思わない人もいるようだ。だからこそ「スピッツに”さん”をつけないのは失礼では?」と話題になったのだろう。

他にも「社外の方に対して社内の人間を呼び捨てで呼ぶ事に対して抵抗を感じる」という方もいらっしゃるようだ。この感覚を持つ方は比較的、若年層に多いらしい。

社外の人の前で身内を「さん付け」はなぜダメ?「相対的に相手を下げるから」に納得できない人達 | キャリコネニュース
僕はかつて、取引先の人との電話で「〇〇さんは席を外しています」と自社社員に「さん」を付け、通話後に先輩から怒られたことがある。社外に対しては、自社の社員にさん付けしないのがマナーだと言われる。しかし実のところ、自社社員を

このように「何を失礼と感じるか」は人によって異なるようだ。

賞賛と炎上を分かつモノとは?

「着物の帯(のように見える何か)を踏んで歩く」が批判され、「呼び捨て」が賛否両論になるのは僕としても理解しやすい。僕にも意外と世相を読む力があるのかもしれない。

チョッピー
チョッピー

うぬぼれ感が強い

そうなのだ。これはやはりうぬぼれなのだ。

というのも、実は最近「うーん、やっぱり世間の反応は読めない」と感じるニュースを見付けてしまったのだ。「東京五輪・パラ中継番組PR 仏公共放送のアニメ動画人気集める」というモノ。

1分ほどの動画は、浮世絵のようなタッチで描かれたアニメで、力士が巨大な波でサーフィンをしたあと、寺の屋根をスケートボードで滑り降り、さらにはスポーツクライミングのように絶壁を素手でのぼるなど、東京大会で新たに採用された競技を次々とこなしていきます。

5月19日にツイッターで公開されてから2日間で150万人が閲覧するなど人気を集めています。

東京五輪・パラ中継番組PR 仏公共放送のアニメ動画人気集める | オリンピック・パラリンピック 話題 | NHKニュース
東京五輪・パラ中継番組PR 仏公共放送のアニメ動画人気集める | NHKニュース
【NHK】2024年のオリンピック・パラリンピックの開催国であるフランスでは、公共放送がことし夏の東京大会の中継番組をPRするため…

実際に動画が公開されたツイートはこちら↓

上のツイートでもNHKのニュースでも実際の動画が観られる。長さも1分なので、是非、観て欲しい。

こちらのPR動画、どうやら全体的には好意的に受け止められているらしい。これが僕には意外だった。

僕にはこの動画には「炎上ポイント」がいくつかあるように思えたからだ。列挙する。

  1. お寺の屋根をスケボーで走り回っている
  2. スイカをバスケットボールのように扱っている
  3. 鳥居をジャンプで飛び越えている

どうだろうか。これら、観ようによっては「無礼」だとも言えないだろうか。

「1」と「3」は仏教と神道に対する冒涜と言えなくもない気がするし、「2」に関しては「食べ物で遊ぶな」という教えに反している気がする。

これが称賛されて、ヴァレンティノの広告が批判される根本的な違いはなんなのだろう?

実写とアニメの違いなのだろうか? 「自社のPR」と「他国が開催するイベントのPR」の違いなのだろうか? それとも、もっと根本的に違う何かがあるのだろうか。

今の僕には、イマイチ、このレベルの微妙な違いがわからない。どちらも危険な様に思える。

本サイト「ふらとぴ」に掲載するコンテンツを日々作っている身としては、この辺りの感性はもっと磨いていきたいと思う。

本日の締め

今回は僕の考える「受け手が感じる敬意の条件」についてのお話を書いてみました。

今回の記事ではコンテンツにフォーカスを当てて論じてみましたが、人にも「許される人」と「許されない人」っていますよね。

同じ事を言っても笑い話になる人もいれば、怒られる人もいる。同じことをしても箔が憑く人もいれば、追放される人もいる。その違いはなんなのでしょうね? 雰囲気?

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

余計なクライシスを招かないためにも、自分にとっての境界線を理解しておくことは大事だと思います。

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