【Daily Choppy !】第982回:襲い来る難題の倒し方

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こんにちは。ケースバイケース好き、チョッピーです。

襲い来る難題の倒し方
襲い来る難題の倒し方

やいのやいの

ウクライナのゼレンスキ―大統領によるオンラインでの国会演説が、本記事掲載日翌日(3月23日)に日本の国会で行われるらしい。

ウクライナのゼレンスキー大統領の国会演説について衆参両院の議院運営委員会は、理事会で、23日午後6時から、オンライン形式で行うことを決めました。

>ウクライナ ゼレンスキー大統領の国会演説 23日午後6時 実施へ | NHK | ウクライナ情勢

他国の大統領が日本の国会で演説を行う。

これに関しては是々非々の意見があったようだ。

著名人としては鳥越俊太郎氏が Twitter で反対意見を連投しているし、

立憲民主党の代表の泉健太氏は Twitter で「国会演説の前に首脳会談・共同声明が絶対条件」とする意見を述べている。

この様に演説に対する反対意見や前提条件などに関する意見など、様々な意見があったようだが、最終的に衆参両院の議院運営委員会は「行う」という意思決定をしたようだ。

政治家の皆さんは意思決定が主要なお仕事。(だと僕ことチョッピーは認識している)

とはいえ上述したように様々な意見がある中で、短期間に重要な決断を次々に下していくのは、なかなか大変だろうなぁ…とは思う。

チョッピー
チョッピー

なお、念のためにお伝えしておきますが鳥越俊太郎氏と泉健太氏のツイートを貼り付けた理由は「こんな意見もあったみたいですよ」という紹介に過ぎず、その他の意味はありません。ふらとぴ編集部および本記事の筆者チョッピーの「この意見に賛成!」とか「この意見に反対!」などの意見の表れではありませんのでご了承願います。

難題

他人事のように書いたが、人生は決断の連続だ。政治家のようにそれをお仕事にはしていないとしても。

  • どこに住むか
  • 誰と住むか
  • どんなお仕事に就くか
  • どこに進学するか
  • 何を食べるか
  • どんな服を着るか
  • どこで死ぬか
  • 何を為すか

そのレベル感は大小色々とあるだろうが、様々な決断の結果が人生だとも言えるかもしれない。

チョッピー
チョッピー

もちろん不可抗力によって強制的に歩まされる道もあるかとは思いますが。

「何を食べるか」なんてものは比較的、大した影響を及ぼすモノではないと思うけれど、中には人生に多大な影響を及ぼす決断もあるだろう。「どこに住むか」や「どんなお仕事に就くか」などは、その代表格と言えるかもしれない。

また、長い人生においては、いわゆるトロッコ問題の様な「何が正しいのかわからないけれど即決しなければならない問題」に直面する機会もあるかもしれない。

トロッコ問題とは

暴走するトロッコの軌道上に5人の作業員がいて、そのまま放っておけば5人は轢死する。自分が分岐器を作動させれば、トロッコは別の軌道に入るが、その先にも1人の作業員がいる。この場合、「自分」はどのような選択をすればよいかという問い。

トロッコ問題とは|コトバンク

皆様は、この様な問題について即断出来るだろうか?

僕は最近「難しい問題に対して、その場で答えを導き出すための方法論」について確立出来た気がしている。

僕自身の理解を深めるためにも、一般的な表現に直しながら語ってみよう。

チョッピー的方法論

まず最初に、その問いに対して「どの様な答えが”正しい”か」を考える。

ここで言う「正しさ」は各々の価値観に依る。

自由主義者にとっては「より自由な道」を選ぶのが”正しい”だろうし、キリスト教信者にとっては「キリスト教の教義に照らし合わせた正しい道」を選ぶのが”正しい”だろう。

そのような「正しさ」を瞬時に導き出せた場合は、それに従う。

一方、導き出せなかった場合は、次善の策として功利的に考える。つまり「最大多数の最大幸福に寄与する道」を選ぶ。

最大多数の最大幸福とは

イギリスの功利主義的道徳観の基礎原理。最も多くの人々に最大の幸福をもたらす行為を善とみなす立場。ベンサムが用いて有名になったことば。

最大多数の最大幸福とは|コトバンク

しかし、厳密に「最大多数の最大幸福」を目指すと「仮に自分が損をする選択肢」であったとしても「その選択肢の方が全体にとってメリットがある場合」には、それを選ばなければならない。

僕はそれはイヤである。

いや、厳密に言えば「少しだけ懐が痛む」とか「少しだけ自分が傷つく」とかであれば我慢できるかもしれない。だが、「自分が破産する」とか「自分が死ぬ」みたいなレベルの選択は(基本的には)出来ない(と思う)。

チョッピー
チョッピー

そんな場面に直面した事はないので、実際のところはよくわかりませんが。

功利的な判断が出来ない場合は、最終手段として利己的に考える。

つまり「自分にとって最も利益の多い決断はなにか」を考え、それを実行する。

以上をまとめると以下の通りだ。

  1. 「普遍的正しさ」だと思われる選択肢を選ぶ
  2. 「1」の答えが出せない場合は「全体にとって一番良いと思われる選択肢」を選ぶ
  3. 「2」が選べない場合は「自分にとって一番メリットが大きいと思われる選択肢」を選ぶ

備えあれば憂いなし

以上、現時点での僕が考える「難問に直面した場合の答えの出し方」について書いてみた。

実際のところ、難問に直面した場合に、本当に上で説明した優先度で回答を出せるのかどうかはわからない。

チョッピー
チョッピー

「普遍的正しさ」など微塵も考えずに、いきなり「自分にとって一番メリットが大きいと思われる選択肢」を選ぶ可能性も大いにあります。

わからないが、同様に、人生における難問も、いつ、直面するかはわからない。

「答えを出さない」という態度が許されない場合もあるだろう。

そんな場合に備えて、あらかじめ「どうやって答えを出すか」についての方法論を考えておくことは、損にはならない…と思う。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

こんな記事を書いておいてアレですが、僕は今現在、難問に直面しているわけではありません。たぶん。

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