【Daily Choppy !】第1058回:It’s not my business

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こんにちは。世の中の多くの出来事と関係がない男、チョッピーです。

It's not my business
It’s not my business

時事問題

Yahoo!ニュースのコメント欄に対する風当たりがドンドン強くなっている様だ。

少し古い記事(2018年掲載)になってしまうが、Yahoo!ニュースにコメントしている人を「ヤフコメおじさん」と表現し、「そうはならないようにしよう」と訴えているモノすらある。

意識低い系、「ヤフコメおじさん」にならないために
News Picksなどでいかにも切れ者ふうに、時にやや地に足がついていないようなコメントで記事にコメントするのが意識高い系だとすると、ヤフコメで大暴れするヤフコメおじさんは意識低い系の代表である。あなたがヤフコメおじさんにならないためには……。

Yahoo!自身も2021年10月19日から「コメント欄非表示機能」というモノを導入しており、彼ら自身の言葉を借りると『「Yahoo!ニュース コメント」(以下、コメント欄)における言論の場の健全化を目指』しているらしい。

チョッピー
チョッピー

Yahoo!のプレスリリースによるとYahoo!は「コメント欄非表示機能」の導入開始から12月18日までの2カ月間で、合計216件の記事のコメント欄を非表示にしたようです。1日あたり平均3.5件、1日あたりの配信記事数に対して0.05%程度とのこと。

また、つい先日もYahoo!は特定媒体…具体的には『NEWSポストセブン』『週刊女性PRIME』『東スポweb』の3媒体が提供する一部の記事のコメント欄を閉鎖する…という処置を施したらしい。

ヤフーニュースに掲載された記事に付くコメント欄が、3媒体が提供する一部記事で閉鎖されていました。ヤフーはかねて誹謗中傷などの対策を取ってきましたが、特定の社を対象とした理由は明らかになっていません。専門家からは懸念の声が上がっています。

ヤフコメ「閉鎖」ナゼ?……“特定の3社”一部記事で 専門家「メディア選別なら説明責任果たすべき」|日テレニュース

Yahoo!自身はこの処置に関してコメントを出していないようだ。

なので彼等の真意はわからない。

わからないが、おそらく今後もコメント欄への規制は強まっていく方向に進むのではないだろうか。少なくともYahoo!ニュースにおいては。

選択肢はたくさんある

上で紹介した日テレニュースの記事には『専門家からは懸念の声が上がっています』とある。

懸念の声…。何を懸念しているのだろう…。

上の記事には専門家の意見として

ネットメディアの問題に詳しい法政大学の藤代裕之教授は『ヤフーは影響力の大きいプラットフォーム。説明もせずに、特定の媒体や特定の記事だけを選んでコメント閉鎖することは、世論操作につながってしまう』と指摘します」

ヤフコメ「閉鎖」ナゼ?……“特定の3社”一部記事で 専門家「メディア選別なら説明責任果たすべき」|日テレニュース

と書かれているが…イマイチ僕にはよくわからない。

確かにコメント欄が活性化した方がその記事を読む人が増えるのかな…逆にコメント欄が閉鎖されると記事を読む人が減るのかな…みたいな想像は出来る。

チョッピー
チョッピー

これを発展させると「プラットフォーム側が恣意的に読ませたい記事にだけコメント欄を解放したりして、結果的に世論操作に繋がってしまう」みたいな意見になるのかな…? わかりませんけど。

とはいえ、個人的にはYahoo!ニュースのコメント欄が閉鎖されたところで、そんなに大きな影響はないのではないかと感じている。少なくとも読者としては。

読者がニュースに対して意見を書き込む場は他にもあるからだ。

具体的には Twitter とか Facebook とか 匿名掲示板とか。

少なくとも二方良し

他のメディアがどう考えているかは僕にはわからない。

だが、少なくとも『ふらとぴ』においては掲載されているコンテンツについて、ポジティブなものでもネガティブなものでも、なんでもいいので多くの意見を色々な場所にシェアして頂いた方が嬉しい。

そうして頂いた方が、コンテンツやサイトが色々な方の目について、その価値の向上に繋がるような気がするからだ。

チョッピー
チョッピー

これは僕だけが言っているワケではなくて、一般的にも読者の方がシェアされた投稿はUGC(User Generated Content)と呼ばれており、インターネット上のマーケティングには非常に重要であるとされています。気になる方は「UGC マーケティング」などのワードで検索してみてください。

それに、人間には「ポジティブでもネガティブでも、なにかしらの意見・感情を感じたモノはシェアしたい」という気持ちがあるのではないかと思う。

自分自身を鑑みても、僕はよく Twitter に自分が見つけたモノをシェアしている。

6月5日の1日だけで3つも動画・記事をシェアしている。自分のコメントを添えて。

「自分の意見と共になにかしらをシェアする」という行いは、よっぽど楽しいのだろう。

UGCはコンテンツの作り手も嬉しくさせるし、受け手も楽しくなれる。

あぁ、UGCってなんて素晴らしいモノなのでしょう!

三方良しかどうかはケースバイケース

このように素晴らしい UGC。

上に書いた様に、コンテンツの作り手としてはどの様なモノであろうが作って投稿して頂いた方がありがたい。

ただ、コンテンツの受け手としては、どうだろうか。

確かにニュースには、ついつい「いかがなモノか」と思ってしまう内容のモノも多い。

ただ、その気持ちをベースに作られた UGC が「それを読む人」にとって価値のあるモノとなるかどうかはわからない。

実際問題、Yahoo!は自社サービスに対して「コメント欄非表示機能」や「特定媒体の一部記事のコメント欄閉鎖」などの施策を講じて、彼等の考える「問題のあるコメント」を排除している。

それには「記事の注目度の低下」や「専門家からの懸念」などのリスクがあるにも関わらず、だ。

そもそもニュースになっている話題なんて、ほとんど僕には何の関係もないのだ。

何の関係もない話題にワザワザ首を突っ込んでいって自分のコンテンツを非表示にされてしまうのは…少し、いや、かなり悲しい話のように思える。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

名のある方の時事問題へのコメントは多くの方の興味を惹くのかもしれませんが、そうではない場合はなかなか難しいですよね。

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