【Daily Choppy !】第1188回:「頑張ったで賞」は1円も生み出さない

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こんにちは。努力大好き、チョッピーです。

「頑張ったで賞」は1円も生み出さない
「頑張ったで賞」は1円も生み出さない

キャリアアンカー

ビジネスを成り立たせるためには次の3つが大事だと言われている。

  • Will(やりたいこと)
  • Can(できること)
  • Must(社会に求められていること)

これは別に僕だけが言っているわけではなくて、本連載でちょくちょく引用させて頂いている「やさしいビジネススクール」の設立者である中川氏も動画で述べている。

この観点から僕が今、行っている本サイト『ふらとぴ』の事業を分析すると…

  • Will = 社会貢献の手段としての障害福祉施設利用者の工賃向上
  • Can = ECサイト構築支援・コンテンツマーケティング
  • Must = 障害福祉施設利用者の工賃向上

となる。

…となると思っていた。

あのブドウは酸っぱいに違いない

正直、最近は「Must」の点について、少し見込みが甘かったようだと感じている。

声を大にして言うのも少しばかり憚られるのだが…今の僕の実感としては

チョッピー
チョッピー

「障害福祉施設利用者の工賃向上」なんて誰も望んでねぇ!

と思わざるを得ない状況に陥っている。

いや、もちろんこれは「ビジネスが上手くいっていない創業者の恨み言バイアス」である可能性が高い事も分かってはいる。

チョッピー
チョッピー

そんなバイアスは聞いた事がない。その考え方を一般的な表現で表すなら「認知的不協和」とかになるんじゃないかな。

そうかもしれない。

確かに今のところ弊社は、その事業を成り立たせるために重要な

  1. 利用者の工賃を上げたいと考えている障害福祉施設
  2. 障害福祉施設利用者の工賃を上げたいと考えている消費者
  3. 障害福祉施設利用者の工賃向上を応援したいと考えている一般企業

のどれもほとんど獲得できてはいないが、「1」も「2」も少数ではあるが弊社の顧客にすでに確かに存在するし、弊社ではない障害福祉関連企業は「3」の協力が得られたりもしている。

だから、世の中に僕が考えている「Will・Can・Must」が全て存在する領域が無いわけではないのだと思う。

ただ、僕がそこに上手くアプローチできていないだけなのだ。おそらく。

手段の合目的性

つまり現在の『ふらとぴ』は目的を達成するために適切な手段が採用出来ていないのだろう。

だから、もしもこのビジネスを発展させたいと考えるのであれば、なにかしらのテコ入れを施さなくてはならない。

それが一体なにであるかは現時点では良くわかっていないが…確かに言えるのは「本連載『Daily Choppy !』を継続し続けても、少なくとも『ふらとぴ』の目的達成には寄与しない」という事だ。

チョッピー
チョッピー

人気エッセイストの連載であればそうではないのかもしれませんが…。

3点が交わる場所を探せ

僕の「Can」…つまり出来る事のひとつに「なにかしらを継続し続けられる」というモノがある。

継続は一般的に美徳とみなされがちだ。

実際、本連載を1000回以上継続し続けた事により「自分の文章力の向上」や「思考の整理」などの多大な恩恵は得られている。

結果、『Daily Choppy !』はテキスト系コンテンツとしては相当に高いクオリティの作品を日々、安定的に供給できていると自負している。

チョッピー
チョッピー

自負です。

だが、そんな事はビジネスの成否には一切の関係がない。

僕という無名な人間の文章力がいくら向上したところで売上には1円も貢献しないし、同様にどれだけ僕の思考が整理されたところで、そんなものは社会に対して何の影響も及ぼさないのだ。

要は僕の「なにかしらを継続し続けられる」という「Can」は社会が求める「Must」ではない

出来る事を行い続けるのは気分が良い。

だがそれはビジネスの世界においては逃げの姿勢以外の何物でもなく、その姿勢が何かを生む出す事は永遠にあり得ない。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

別に『Daily Choppy !』の連載を止める…と言っているワケではないですよ。何か他の策も講ずる必要がある…と言っているのです。

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