【Daily Choppy !】第652回:ムムム? リサーチ!

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こんにちは。公文書を読む機会が圧倒的に増えた男、チョッピーです。

ムムム? リサーチ!
ムムム? リサーチ!

Emergency

2021年4月23日、東京・大阪・兵庫・京都の4都府県を対象として通算3度目となる緊急事態宣言の発出が決定された。

先ほど新型コロナ対策本部を開催し、緊急事態宣言の発出を決定いたしました。

 東京都、京都府、大阪府、兵庫県を対象として、期間は4月25日から5月11日までであります。

令和3年4月23日 新型コロナウイルス感染症に関する菅内閣総理大臣記者会見 | 令和3年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ

上に引用した首相の言葉にある通り、期間は4月25日から5月11日までの予定。つまり、本記事掲載日(4月26日)はすでに緊急事態宣言の対象期間2日目に突入している。

今回の緊急事態宣言に伴う措置は前回(第2回)のモノより厳しくなっている。各都府県の具体的な対応内容は下記のサイトなどを参照してほしい。

【詳細】緊急事態宣言 4都府県 暮らしに関する情報 | NHKニュース
【NHK】緊急事態宣言に伴って、私たちの暮らしにはどのような影響があるのか。商業施設や外食チェーンなどの対応をまとめています。

これにより緊急事態宣言の対象地域を中心に様々な影響が出ると考えられる。消費者としても、生産者としても、これらの影響を被る方は多いのではないだろうか。

企業のサプライチェーンが全国・全世界に張り巡らされている以上、緊急事態宣言の対象地域外でも影響を被る人は多いのかもしれない。

チョッピー
チョッピー

この記事の読者の皆様の中にも、影響を被っている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

僕ことチョッピーも今回の緊急事態宣言の発出により影響を被る人間の一人だ。現在、緊急事態宣言の対象地域たる大阪に住んでいるからである。

カラオケが休業!?

幸いなことに生産者としての僕は緊急事態宣言の影響をさして受けてはいない。

本サイト「ふらとぴ」の運営は全てリモートで行えるし、弊社の取引先候補である障害福祉施設は緊急事態宣言配下においても基本的には営業を続けているためだ。

チョッピー
チョッピー

もちろん自主的な判断により休業等を行っている事業者の方もいらしゃるかもしれませんが、少なくとも国の方針においては障害福祉施設は休業要請対象には含まれていません

ただ、消費者としては多大な影響を受けた。カラオケだ。正確にはカラオケボックスだ。カラオケボックスが休業要請の対象に入ってしまったのだ。

カラオケの提供も停止を要請いたします。

令和3年4月23日 新型コロナウイルス感染症に関する菅内閣総理大臣記者会見 | 令和3年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ

そして、大手カラオケボックスチェーン各社はその要請を迅速に受け入れ、緊急事態宣言対象地域の店舗の休業を決定した。僕がよく利用しているジャンカラもその例に漏れない。

他のチェーンも同様だ。

これにより緊急事態宣言の期間中、僕のカラオケボックスの利用はほぼ不可能になってしまった。

僕はカラオケボックスが好きだ。週2~3回くらいの頻度でカラオケボックスを利用する生活をコンスタントに10年以上続けているくらい好きだ。これが制限されるのは僕にとって、かなり辛い。

当初、僕はこの要請に納得がいかなかった。4月24日未明のツイートにもその気持ちが漏れ出ている。

チョッピー
チョッピー

でも、実際、カラオケは飛沫感染のリスク高いでしょ。仕方ないんじゃないの?

そう思われる方も多いと思う。実際、僕の出身地である大分県でも4月24日にカラオケ店でクラスターが発生したばかりだ。

カラオケ店2店では新たにクラスター(感染者集団)が発生し、同日までにカラオケ店関連の感染者は計67人となった。

大分県の感染、最多の76人 カラオケ店関連は累計67人に|西日本新聞ニュース
チョッピー
チョッピー

ほら、やっぱり。カラオケ店に対する休業要請は合理的だと思うよ。

いやいやいや、待ってくれ。違うんだ。確かにカラオケは飛沫感染のリスクは高いだろう。でも、それはカラオケ喫茶等に限った場合の話だと思うのだ。カラオケボックスは安全だと僕は思っているのだ。

チョッピー
チョッピー

何を意味不明な言い訳を…。自分の利益を守りたいがために詭弁を弄するつもりか?

違うって。具体的な根拠もあるんだって。カラオケ喫茶等のカラオケ提供店舗とカラオケボックスでは法的に換気の基準が違うのだ。

チョッピー
チョッピー

詳細は↓のページを参照してほしい。

カラオケボックスは安全。カラオケボックスでクラスターが発生しない理由とは
カラオケボックスでクラスターは発生しない。その理由を感染症に明るい吉田友昭医学博士がスモークテストによる実証実験の結果をもとに徹底解説。

と言っても読むのは面倒だと思うので、上のページの要点だけサラッとまとめてみる。以下の通りだ。

藤田医科大学(愛知県豊明市) 医学部 生物学 教授の吉田友昭さんによる「カラオケボックスは安全」という主張。その理由は「コロナのクラスター予防には飛沫感染の防止が重要。飛沫を排除するためには換気が必要。カラオケボックスは建築基準法により、かなりの換気を要求されており、大雑把に言って新幹線並みの非常に速い速度での換気が実現されている」から。このページ自体は一般社団法人 全国カラオケ事業者協会が提供している。

つまり僕の理解ではカラオケボックスはその強い換気能力により「三密」のうちの「密閉」に該当しない。そのためカラオケ喫茶等とは異なり、カラオケを利用しても新型コロナウイルスの感染リスクが低い施設と言える。

チョッピー
チョッピー

うーん…。

これは僕だけの主張ではなく、全国カラオケ事業者協会も『カラオケボックスは、これまでにクラスター発生履歴の極めて少ない、換気能力に優れた歌唱施設です』と言っている

チョッピー
チョッピー

まぁ、そういう主張が成り立つのはわかったよ。でも、政府・自治体の休業要請に納得がいっていないのならば、要望受付窓口とかに意見を送ればいいんじゃないの? ちなみに大阪府への意見は「このページ」から送れるみたいだよ。送った?

送っていない。少し認識が変わったからだ。

チョッピー
チョッピー

認識…? カラオケボックスの安全性に関して?

うーん、というか「新型コロナウイルスの感染リスクに対しての認識」と言った方が正確。

理解への道程

正直、4月24日時点の僕はカラオケボックスの休業要請に対してかなりの不満を抱いていた。それにカラオケボックスチェーン各社が従うのは、まぁ、仕方がない。でも、要請それ自体にはかなり納得がいかなかった。

理由は上に書いた通り「カラオケボックスは新型コロナウイルスの感染リスクが低い施設」だと思っており、それに対して休業要請を出すのは理不尽だと感じていたからだ。

ただ、いつまでも「納得がいかない」と言っていても状況は何も好転しない。

世界的に有名な環境活動家ならともかく、僕はただの無名な起業家に過ぎない。そんな人間がいくら「How dare you !」と叫んだところで世界はひとつも変わらないのだ。

仕方ないので今回の緊急事態宣言に至るまでの情報等を少し調べてみた。

どうやら新型コロナウイルス感染症対策本部において「大阪・兵庫では新規の感染者の原因が、従来の新型コロナウイルスよりも感染能力が高い可能性のある変異株に置き換わっており、その全国的な拡大を防止するためには従来の三密対策に加えて、人と人との接触機会を減らすために、人の流れを抑制するための強い措置を講じる必要がある」との議論がなされていたようだ。(参考:新型コロナウイルス感染症対策本部(第62回)(令和3年4月23日開催)配付資料)そのため尾身会長の発言も「人と接触するな」になっていたのだろう。

つまり今回のカラオケボックスへの休業要請は「感染リスクの高い施設だから」という理由ではなく、「人と人との接触機会のある施設だから」という理由でなされた可能性が高いように思える。

それなら、まぁ、納得である。

もちろん「だったらカラオケボックスだけじゃなくて一般企業にも休業要請するとか、電車を止めるとか、そういう事もしないと不公平なんじゃないの」みたいな考えが浮かばなかったと言えばウソになる。

ただ、僕もいい大人である。今回の措置が「公衆衛生と経済活動のバランス」を考えた結果なのであろう事くらいは理解できる。この様な逡巡を経て、やっと僕は今回の措置内容に納得がいった。

この考えに至るまでに1日を要している。

まずは理由を探ってみてもいいかもしれない

今回の緊急事態宣言に伴う措置の内容について、僕の観測範囲ではかなりの不満が渦巻いているように思える。利用者観点からも、生産者観点からも様々な意見が噴出しているのではないだろうか。

利用者観点からは僕のカラオケボックスに対する休業要請と同じように「この施設が休業になるなんておかしい!」という意見が多いように思える。生産者観点からは「実質的な休業要請にも関わらず保障が出ない!」というモノが多いように思える。

確かにどれも正当な意見のように思える。特に生産者側の意見は僕も「本当にそうだよね」と思う。ただ、おそらく政府・自治体側の発言・行動にも何かしらの理由はあるのではないかと思う。

彼らの肩を持つわけではないが、不満の声を挙げる前に、彼らが公表している資料等から、その理由を探してみるのもいいかもしれない。

もしかしたら、そこに書いてある理由により納得感が出てくるかもしれない。納得感が出なかったとしても、政府・自治体に「○○という理由からです」という反論を受けにくいロジックでの主張を考える材料になるかもしれない。

僕の場合は、カラオケボックスに休業要請が出された理由について、ひとまずは合理的な理由が見付けられた。そのおかげで政府・自治体に戦いを挑まずに済んだ。

闘いを挑むにしても挑まないにしても、彼らが何を考えているのかを公表されている資料から読み解く試みはムダにはならないような気がする。

本日の締め

今回は僕の「不満を感じた場合に、もしかしたら心が軽くなるかもしれないノウハウ」を書いてみました。

感情の赴くままに言葉を発したり、行動に繋げたりするのって基本的にはよくない結果を招くパターンが多いと思うんですよね。相手の発言や行動に「ムムム!」と感じた場合は「なぜ相手はそんなことを言う or するのか?」を考えたり調べてみるのも、時にはアリかもしれません。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

とはいえカラオケボックスに遊びに行きたい気持ちがなくなった訳ではないですけどね。

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