【Daily Choppy !】第1109回:同じ言葉

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こんにちは。言葉大好き、チョッピーです。

同じ言葉
同じ言葉

ミーハーおじさん

最近、ずっと Ado の YouTube チャンネルをチェックしている。

お目当ては映画『ONE PIECE FILM RED』関連の楽曲だ。

チョッピー
チョッピー

映画『ONE PIECE FILM RED』では、Ado が登場キャラクター「ウタ」の歌唱キャストとして全7曲を歌うとアナウンスされており、本記事掲載日(7月27日)現在では3曲のMVと、2曲のTeaser MV が公開されています。

僕はすでに公開されている以下の3曲を、もう、誇張抜きに何百回とリピートしている。

【Ado】新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)

【Ado】私は最強 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)

【Ado】逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)

特に『私は最強』と『逆光』に至っては、すでにカラオケでも何回も歌っている。

チョッピー
チョッピー

すでにフルMVが公開されている『新世界』『私は最強』『逆光』の3曲はDAMでもJOYSOUNDでも配信されているのです。恐ろしく仕事が早い。

ちなみに『新世界』はまだ一回も歌っていない。

なんとなくサビの『僕を信じて』のところが、36歳男性が歌うにはキツいかな…と感じているので。

チョッピー
チョッピー

でも、まぁ、きっと近々、歌うでしょう。チョッピーは女性曲だろうがなんだろうが平気で歌うタイプの人間なので。チョッピーが可愛い子ぶって歌う『僕を信じて』を聴きたい方は一緒にカラオケに行きましょう。気持ち悪いですよ~。

毎日コンテンツ制作おじさん

そんなわけで最近の僕は、日々、上に挙げた3曲を YouTube でリピートしながら作業をしている。

先日、いつものように YouTube のトップページを開くと、ある2つの動画がおススメに表示されていた。

【Ado】 神っぽいな 歌いました

【Ado】罪と罰 歌いました

チョッピー
チョッピー

え!? Ado の新しい動画!?

驚いた。

上に紹介した2つの動画はどちらも7月24日にアップロードされている。

僕はてっきり『ONE PIECE FILM RED』関連の楽曲が全て公開されるまでは、それとは関係の無い楽曲はアップされないと思い込んでいたのだが…。

チョッピー
チョッピー

い、いや、しかし、こんなにハイペースで新曲をアップし続けてクオリティは大丈夫なのか?

奇しくもマンガ『ONE PIECE』の最新回(第1054話)に『影響力ってのは 欲しても 得難い力だ…』とのセリフが登場する。

それを求めて短期間のうちに低クオリティのコンテンツを大量生産してしまい、結果的に望まない境遇に陥るコンテンツメイカーは多い。

だが…

チョッピー
チョッピー

はぁ~!? なにこれ! 2曲とも信じられない程クオリティ高いんですけど~!?

どうやら Ado には粗製乱造という言葉は当てはまらないようだ。

チョッピー
チョッピー

チョッピーも彼女の爪の垢を煎じて飲んだ方がいいよ。

うっせぇわ

比べたがり屋

いや、しかしホントに Ado は器用だ。

『神っぽいな』も『罪と罰』もどちらもカバー曲でオリジナルではないとはいえ、それぞれ信じられない程の完成度で歌いあげている。

特にやはり36歳男性としては後者の『罪と罰』に注目せざるを得ない。

チョッピー
チョッピー

ちょうど『罪と罰』のオリジナル版の歌手である椎名林檎の世代なので。

Ado バージョンの『罪と罰』は、原曲である椎名林檎バージョンに対するリスペクトを感じさせながらも、それとは全く違う雰囲気の楽曲に仕上がっている。

椎名林檎 – 罪と罰

「エッジ」や「しゃくり」や「息吐き」などの歌唱テクニックは完コピレベルだと思うのだが、全体的に Ado の方がパワフルだ。

オリジナル要素として「がなり」が使われていたりもするのだが、それ以上に声の圧が強いというか…。

椎名林檎バージョンは激しさの中にも艶がある。おそらく鼻腔共鳴を多めに使ったりして、ジャズ感を強くしているのだと思う。

一方、Ado バージョンは艶を抜いて激しさを強調している。ロック感を強くしているように思える。

結果、椎名林檎バージョンは「若干の病みを感じさせるセクシーな妙齢女性の歌」のようなイメージで、Adoバージョンは「強い怒りの感情を感じさせる非行少女の歌」のようなイメージを覚えさせる。

チョッピー
チョッピー

言うまでもありませんが、これはチョッピー個人の感想です。念のため。

非言語に依るソレ

この2曲を聴いた時に感じる印象の違い、個人的にはとても興味深い。

だって、この2曲は当然ながら歌詞は全く同じなのだ。

いや、もっと言えば音程やリズムも同じだ。

上に挙げた通り歌唱テクニックなどもかなり似通っている。

チョッピー
チョッピー

ビブラートのタイプもほとんど同じです。両者共に細かくて早いタイプのビブラートを使っています。

にも関わらず受けるイメージには違いがある。

やはり人間が受ける印象は、ノンバーバルな要素に大きく影響を受けるのだろうな…とあらためて感じた。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

昨今はテキスト…つまりバーバルコミュニケーションの比率が上がっていると思いますが、ニュアンスや印象などを正確に伝えたい場合には、あえてノンバーバルなやり方を選択する必要もあるのかもしれませんね。

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