【げぇむのよこみち】第95回:「あつ森」の時代に合わせた変化に気づいて感心した、というお話

げぇむのよこみち

こんにちは。我が家のNintendoSwitchが過去最高の稼働率を記録している気がする、横道それ夫です。

『あつまれどうぶつの森』で遊ぶ毎日が続いています。

同時並行で進めてた「スパロボ30」の2周目も気づけば完全に停滞し、島民代表として島の開拓に明け暮れる日々。夢の中でも、どうぶつたちに見守られながら河川工事をしているレベルでどっぷりです。

と、まぁこんな風に寝ても覚めても「あつ森」な生活なので、TwitterやらGoogleやらでの情報収集にも余念がありません。

そんなある日、「#どうぶつの森」でTwitterを眺めていて、ふと目に入ったツイートがコレ。

2008年に発売されたWii専用ソフト『街へいこうよ どうぶつの森』のスクリーンショットです。

なんともまぁ…!!

しかし、思い返してみれば一昔前の「どうぶつの森」シリーズはこういう風な毒気がある程度散りばめられていました

斜に構えた皮肉な発言や、ちょっと陰湿な言い回し、果ては大声で怒鳴り散らすみたいな。とはいえ、デフォルメされたどうぶつたちがする(言う)ことなので、当時は特段不快に感じることもありませんでした。

そんな過去作の思い出に耽りながら、ふと気づいたのです。

過去作にあったこの毒気が最新作の「あつ森」ではほとんどオミットされていることに

僕も既に150時間くらいは「あつ森」をプレイしていますが、今のところ皮肉や嫌味に感じる発言には一切遭遇していません。

少し前に「ふらとぴ」内で僕が携わっている別コンテンツ【ふらとぴラジオ(仮)】で「お笑い」の変化について話したことがありました。

十数年前は「相手を否定すること」「誰かを貶めること」で生まれる笑いと言うものが、笑いのひとつのスタンダードであったように思います。「キレ芸」なんていうのが流行ったのもこの頃だと記憶しています。

それが今では「否定しないツッコミ」の台頭や「容姿イジり」の衰退など、お笑いも「毒」の少ないものが好まれるようになってきています。

僕自身は「否定による笑い」にどっぷり浸かっている世代なので、正直、今の笑いの毒気のなさに若干物足りなさを感じることもあるのですが、「否定による笑い」に違和感を覚えるようになったのもまた事実です。

こういった「お笑い」の変化は、人々の価値観の変化と直結していると思いますが、その変化の影響が「どうぶつの森」シリーズにもあったんですね。

今作のどうぶつたちは、みんな優しい。ほぼ100%優しさで出来ています。某頭痛薬を凌駕する配合量です。

時代によって変わる「心地よさ」や「面白さ」をしっかりキャッチし、「CERO:A 」※に恥じない仕上がり。※CEROとはゲームソフトのレーティングのこと。A・B・C・D・Zがあり、右に行くほど対象年齢が高い。CERO:Aは「全年齢対象」。

やっぱり任天堂は凄いや!!!

今日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!

そろそろ「あつ森」ネタ以外をと思うのですが…僕の作った島を見てほしい欲もあります。

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