こんにちは。手に負えないテーマに挑戦しがち、チョッピーです。
今回の記事について
今回はチョッピーの考える「お客様の期待を感じた場合にこそ意識すべき経営やコンテンツ作成の心構え」についてのお話です。
『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』が好評
昨日から始まった新連載『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』↓が好評です。
田中泰延さんとチョッピーの対談企画。
おかげさまでふらとぴとしては最速の初速でアクセスが集まっています。
どれくらい好評なのか。このくらい↓好評です。
上のグラフは「過去一週間にふらとぴに訪れたユーザ数」を表したモノ。(Googleアナリティクスより取得)
12月25日のユーザ数だけ突出しているのがわかりますね。このアクセスはほとんどが同日に公開した『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』の第0回に集中しています。
また、本記事執筆時点で『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』の第0回はふらとぴ全記事の中でも歴代2位のアクセス数となっています。このままのペースでアクセス数が増えていってくれるのであれば今日(12月26日)にも1位に到達するでしょう。
これはひとえに『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」の主役でもある田中泰延さんがTwitterにて色々とシェアをして頂いたからに他なりません。
また、泰延さん以外にも色々な方が「いいね」や「RT」で拡散して頂いています。全ての方に感謝! ありがとうございます!
ちなみに本記事執筆時点でのアクセス数歴代1位の記事は横道それ夫執筆のこちら↓
2位は上述した通り『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』の第0回。3位はこむぎ執筆のこちら↓
あれ? ふらとぴ運営の最高責任者であるチョッピーの記事は上位3位に入ってないの? 『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』の第0回は泰延さんの力が大きいから、チョッピーの功績だとは言い難いよね?
大丈夫? ふらとぴ編集部内でのチョッピーの求心力とか威信とか残ってる?
うるせぇ黙れ。そんなもん最初からないわ!
本編も期待して頂いているみたい
Twitter上での反響を眺めていると、「楽しみ」と言って頂いている方も多くいらっしゃるようです。いやー、本当にありがたいですね。
とはいえ『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』はすでに「あとがき」まで含めて執筆完了しています。掲載内容に関して泰延さんと合意もしています。そのため、現時点でこちらの企画の内容を皆様の反響に対応する形で変える事は出来ません
すでに今の僕に出来る事は皆様の期待に応えられる出来になっている事を祈るのみです。
「読まれるモノを、書いてみたい。」の誘惑
現在、僕は35歳です。正直、35年間生きていて「自分がこれから提示するアウトプット」を楽しみに待ち望まれた経験は初めてと言える気がします。
多くの人は『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』を「チョッピーのアウトプット」ではなく「泰延さんのお話」と捉えており、それを期待してるんやで…という点ももちろん理解はしています。ただ、今回の記事では『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』を「チョッピーのアウトプット」という側面から見た場合のお話をさせてください。
皆様のこれらの反応を眺めていると、自分の中に「今後も多くの読者の方に喜んで頂ける記事を書いてみたいなぁ」という気持ちが沸き上がってくるのを感じました。泰延さんの著作である『読みたいことを、書けばいい。』を参考に表現するならば「読まれるモノを、書いてみたい。」という気持ちです。
さて、僕ことチョッピーはふらとぴ運営者でもありふらとぴ運営企業であるEgeneの代表取締役…すなわち経営者でもあります。僕は個人的に企業を経営する上で大切な2大要素は「マネジメント」と「マーケティング」ではないかと考えています。
「読まれるモノを、書いてみたい。」という気持ちは、おそらくこのうちの「マーケティング」においては基本的な価値観とされているモノなのではないでしょうか。言い換えると「顧客主義」となる考え方だと思います。そのため、一般的には歓迎されるべき考え方だと言えるでしょう。実際、心情的にも顧客の期待には応えたくなる。
ただ、個人的にはこの気持ちを重視するのは望ましくないと考えています。
えぇ!? 会社を運営しているクセに「顧客主義は望ましくない」だって!? Amazonに謝れ! このサイト(ふらとぴ)もAmazonのサービス(AWS)を使って構築しているクセに!
そう思いますよね。ちょっと怒りすぎな気もしますけど。説明します。
ステークホルダー全員が幸せになれる経営をしたい
「顧客の喜ぶモノを提供する」という視点で物事を考える場合、最終的にはどうしても想像でアウトプットを作るしかありません。提供者は顧客ではないからです。顧客の考えている内容は想像するしかありません。
アンケートを取れば解決するのでは?
それは一理あります。ただ、アンケートの回答が本音である保証もありませんし、そもそも根本的に「顧客自身が何を求めているのか自覚していない」場合も往々にしてあるでしょう。いや、実際には「自分が何を求めているか」なんて理解している方が稀だと思います。皆様は理解されていますか? 僕は理解していません。
チョッピーは買い物や外食でメニューを注文する時に迷いまくります。僕のこの特性は妻からは大変不評。
というわけで「顧客主義」で物事を考える場合は「ホントはどうかわからんけど、こういうのが顧客は好きなんじゃないの。知らんけど」というスタンスでアウトプットを出すしかないのではないかと思うのです。
それに、このスタンスで仮に顧客にヒットする商品が作れたとしても、それって顧客は幸せになるかもしれませんけど提供者は果たして幸せなのでしょうか。「いいのかどうか知らんけど」というアウトプットに高評価を頂いても嬉しくないのではないでしょうか。
顧客と提供者の両者が幸せになるケースとは、やはり提供者が「これは良い!」と思ったアウトプットをたまたま顧客も「これは良い!」と思った場合だけなのではないでしょうか。
これを実現するためには提供者は「顧客主義」ではなく「自分主義」で物事を考える必要があります。もっと正確に言うと「提供者としての自分」ではなく「受け手としての自分」です。「作って楽しい」ではなく「自分で使って・読んで楽しい」というアウトプットを出す必要がある。
人に期待されると、つい、その人の期待に応えたくなります。でも、その選択をしてしまった瞬間に「全員幸せ」からは少し離れてしまうのではないか。僕はそう考えます。
本日の締め
今回は僕の考える「お客様の期待を感じた場合にこそ意識すべき経営やコンテンツ作成の心構え」についてのお話を書いてみました。
実はこのテーマの記事はつい最近にも2作連続で書いています。こちら↓
あとこちら↓
どうして僕はつい最近、書いたテーマの焼き直しみたいな記事を書いたのか?
ネタ切れか?
違います。いや、ネタ切れは慢性的な病なので違うとも言い切れないけど。今回は違います。
上の2作はあくまでも頭で考えて導き出した結論です。今回、僕は実際に「多くの方にアウトプットを期待される」という経験をしました。
これ、想像しているより危険です。気を付けないとマジで勘違いする。
今回の記事は「本当に期待される立場になっても、『自分主義』なんて事を言い続けられるのか?」という自分自身の疑問を払拭するための記事です。
言えます。実際にここまで書き上げられました。ふらとぴの理念である「Make everyone happy !」を達成するためには顧客と自分の両者が幸せになる必要があります。そのための方法論として「顧客主義」は相応しくない(と僕ことチョッピーは考えます)。「受け手としての自分」の満足を忘れない姿勢、言うならば「超・顧客主義」とでも表現できる考え方で行動を続けたいと思います
え? 「この程度の反響で『多くの人からの期待』なんて言っちゃダメだよ?」ですか? まぁ、そういう意見もあるでしょう。でも、いいんです。僕の主観では想像を超える数の期待を感じましたので。少なくとも今回の記事においては僕の主観が大事なんです。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
今回の記事、掲載タイミングがいつもよりも遅くなってしまいました。理由はこちら↓。反省。