【Daily Choppy !】第1360回:その鐘を鳴らすのはあなた

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こんにちは。鐘大好き、チョッピーです。

「Daily C5oppy !」第1360回のサムネ画像です
その鐘を鳴らすのはあなた

どなたでしょう?

2016年の SUMMER SONIC 東京会場で、僕はとある大物アーティストの生歌を初めて耳にした。

THE YELLOW MONKEY? それもそう。

当時のイエモンは活動を再開してから半年くらいしか経っていなかったが、往年と変わらない…いや、それを凌駕しているのではないかと思わせるクオリティで、とても良かった。

米津玄師? それもそう。

今や日本を代表するアーティストの彼も、当時はまだ「ニコニコ動画発の新進気鋭のアーティストの一人」という印象が強かった。でも、その生歌唱もとんでもなく良かった。

他のアーティストたちも当然、素晴らしかった。

だが、個人的に特に印象に残った歌手は和田アキ子だった。

チョッピー
チョッピー

なんだか意外。

そうなんだよね。

僕よりも年齢が上の方の彼女に対する印象はわからないけれど、少なくとも僕と同じ30代以下の人にとっては、和田アキ子は歌手というよりも「お昼の番組のMC・タレント」というイメージが強いのではないかと思う。

『アッコにおまかせ』が始まったのって、僕が生まれた日の3日後(1985年10月6日)だし。

1985年10月6日にスタートした『アッコにおまかせ!』

タモリが28年ぶりに『アッコにおまかせ!』に出演・35周年SP | アッコにおまかせ! | TVerプラス – 最新エンタメニュース

だがしかし、彼女はそもそも歌手。しかも、超一流の。

なんと言っても、2008年には世界的に有名なニューヨークのアポロシアターで日本人初の単独公演(『AKIKO WADA POWER & SOUL』)を行っているくらいなのだから。他にも偉業を数えれば列挙に暇がない。

2016年の SUMMER SONIC 東京会場においても、その素晴らしさは変わらなかった。

チョッピー
チョッピー

確かに和田アキ子は偉大な歌手…。それは疑いようがない。でも…それって正直、過去の栄光なのでは? 2023年現在の彼女はタレントなんじゃないの?

全然、違う。

彼女は今でも一線で活躍している歌手である。

論より証拠。ウソだと思うのであれば、こちら ↓ をご覧下さい。

この動画は2022年にアップされた和田アキ子の新作。

楽曲も歌唱もハイパークオリティで、さらに、なんと再生回数は2023年4月現在2400万回を超える。

チョッピー
チョッピー

確かにこれはスゴい…。で、でも、これはあくまで2022年の楽曲! 今は2023年だぞ!

2023年にも新作がリリースされてるんだよなぁ…。

チョッピー
チョッピー

なんと…。これは認めざるを得ない…。素晴らしすぎる…。

異様な活躍

上にも書いた通り、正直なところ僕は和田アキ子に対して歌手としてのイメージはあまり抱いていなかった。

だって、彼女は1950年生まれで、本記事掲載日(2023年4月4日)現在72歳。

チョッピー
チョッピー

4月10日で73歳になられるそうです。

だから…僕が生まれた時点(1985年10月3日)ですでに35歳だったわけだ。

いやー、どうなんだろう。

歌手…少なくとも日本の歌謡シーンで活躍している方々って、10代~30代前半くらいが多いのではないかと思う。僕の印象だけど。

少なくとも新曲を沢山発表する年齢層は、そのくらいが多いんじゃないのかなぁ。

その後は別の道に進んだり、過去の楽曲を歌ったりしてポジションを確立させていくのがスタンダードな歌手の職業人生なのではないかと思う。

最近まで和田アキ子もそんな感じの仕事の仕方だった気がするし。

ところが彼女は2022年に突然、配信専用楽曲として『YONA YONA DANCE』をリリース。

その一年後に同じく配信楽曲として『KANPAI FUNK』をリリース。

いやー、スゴすぎるでしょ。

名実ともにゴッド姉ちゃん

だって、彼女、日本人であればほぼ全ての人がその存在を知っている大御所ですからね?

もちろん僕は彼女のリアルな懐事業とかは全く知らない。

だけど一般的に考えれば、70代の、日本を代表する大御所が、いまさら新しいことを始める必要なんて何もないハズだ。

しかも、驚く程のクオリティの高さで。

一体、どういうことなんだろう。

そのどちらか片方を実現するだけでも偉業だろうに。

本当に何がどうなればそんなことが実現できるのかサッパリわからない。

スゴい。本当にスゴい。

その言葉しか出てこない。

神に倣え

何故、和田アキ子がそれをしようと思ったのか、そして、何故それが出来たのか…。

僕には何もわからない。だが、とにかく僕はその姿勢と成果に感動した。

つまり、僕が感動するための条件は「思想」ではなく「姿勢と成果」なのだろう。

僕は「自分が楽しめるコンテンツ」を通じて社会課題を解決しようと考えている。

となると…僕は、僕自身が感動できるような姿勢を貫き、僕自身が感動できるような成果を上げていかなければならない。

まったくもって高い目標で困ってしまうが、仕方がない。

この目論見が最終的に奏功したか否かは、皆様が判断してほしい。

合格の音を鳴らす鐘は、皆様ひとりひとりの胸の内にある。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

「感動させてやる」という姿勢の人間が創るモノに、僕自身は鐘を鳴らさない気がします。

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