【Daily Choppy !】第503回:思い出はモノに宿る

Daily Choppy ! アイキャッチ画像2Daily Choppy!

こんにちは。着る毛布愛好家、チョッピーです。

今回の記事について

思い出はモノに宿る
思い出はモノに宿る

今回はチョッピーが愛用している「着る毛布」という商品にまつわるお話です。

昨日から嫌な予感がしていた

先日、掲載500回を突破した本連載「Daily Choppy !」。本連載は毎日掲載。つまり僕は500日間ずっと連続で本連載の記事を書き続けているわけです。

500日以上も連続で書き続けていると「今日は楽に書けそうだな…」とか「明日は苦戦しそう…」みたいな感覚がなんとなく身に付いてきます。たぶん、頭の中にネタがあるかないか…が言語化される前から感覚的にわかってくるのでしょう。

ワザワザこんな事を書いているので、もう、お分かりかもしれません。そう、今日は苦戦しています。何を書くべきか、ここまで文章を書いた時点でも少し悩んでいます。

実は昨日の「Daily Choppy !」を書き終わった時点から「明日は苦戦しそう…」という予感はしていました。実際、今朝、目覚めてもいいアイデアは思い付かず。「うーん、何を書こうか…」と悩んでいました。

チョッピー
チョッピー

6時に起きて、それからしばらくボーっと考えていました

寒い朝の救世主

布団から抜け出し、ソファーに座って考えても特に何も思い付かず。ボーっと考えていると寒くなってきました。もう11月も後半。先日までは妙に暑かったりと変な気候が続いていましたが、今はもう、すっかり冬の入り口と言ってよい気候になった気がします。少なくとも朝晩はかなり寒い。

アイデアも思い付かないし寒いし、なんだか悲しくなってきました。寒さは心にダメージを与えますね。良くない。せめて寒さだけでもなんとかしようと暖房を付けました。ただ、すぐには暖かくならない。悲しい。

どうにかしてこの寒さをやわらげる術はないか…。熱々の紅茶を飲むのも良い。でも、お湯を沸かすのに時間がかかる。ポカポカのお風呂に入るのも良い。でも、お湯を沸かすのに時間がかかる。

チョッピー
チョッピー

チョッピー、お湯に頼りがち

お湯みたいに準備に時間がかかるモノではなく、とりあえず緊急避難的に使える道具はないか…。そんな事を考えながら、周りを見渡した僕の目に赤い布切れが飛び込んできました。

赤い布切れ
赤い布切れ

これは…着る毛布! 今はグチャっとしてるから着れるようには見えないけど、これは確かに着る毛布だ! これを着れば寒さも和らぐのではないか?

そう考えた僕。さっそく着てみました。

着る毛布を着るチョッピー
着る毛布を着るチョッピー

暖かい!

着る毛布とダイエー横浜西口店

皆さん、着る毛布ってご存じでしたか? 上の写真で僕が身にまとっているモノです。僕がこの存在を初めて知ったのは今から…おそらく8年程前。横浜に住んでいたころだったと思います。

当時は横浜駅西口から少し歩いたところに大きめのダイエーがありました。その名もダイエー横浜西口店。残念ながら2019年2月11日に完全閉店しています。

ダイエー横浜西口店が2月11日に完全閉店。2023年完成見込みの商業施設にはイオンが入居予定 - はまれぽ.com 神奈川県の地域情報サイト
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こちらの店舗は当時の僕の生活圏内にあったため、頻繁に利用していました。着る毛布もそこで見つけました。たしか、新館と旧館をつなぐ廊下のスペースに箱に入った形で積まれていたんじゃなかったかなぁ。懐かしいなぁ。

この商品、僕は見た瞬間、気に入りました。だって、毛布が着れるなんて天才的な発想じゃないですか? あったかくなるに決まっている。それに、なんか見た目も魔法使いのローブみたいでテンションが上がりますよね。そんな気持ちで買いました。

それ以来、冬が来るたびに僕はこれにお世話になっています。

モノには思い出が宿りますね

着る毛布を見付けたおかげで、ここまで文章が書けました。この文章も着る毛布に包まれながら書いています。文章を書いているうちにお湯も沸いたので紅茶も飲めました。お風呂も沸いたので、これを書きあげてから入ろうと思います。全ては着る毛布のおかげです。ありがたい。

こんなに着る毛布に感謝している僕ですが、実は今は新しい着る毛布が欲しいなぁ…と感じています。さすがにこの着る毛布は年季が入りすぎている。普通の毛布として使う分には、まだ、大丈夫だと思います。ただ、着るには少し肌触り等が悪くなっています。

この着る毛布は十分に役割を果たしてくれました。新しい着る毛布を買ったとしても、僕はこの着る毛布を見るたびに感謝の気持ちと購入当時の記憶を思い出す事でしょう。最終的にこの着る毛布を捨てる日が来たとしても、この文章があるので記憶が消える事もないでしょう。

モノには思い出が宿りますね。実際の商品だったりイラストだったり文章だったり音楽だったり写真だったりと、その形は色々ですが。

「モノより思い出」というコピーがあったり、「モノ消費からコト消費へ」という煽り文句が踊る昨今。基本的には僕もそれに賛同しています。ただ、その思い出自体も、モノがなければ思い出せないかもしれない。

なんでもない日常のワンシーンを大切な思い出に昇華させるためには、モノとして形に残す事が大事なのかもしれませんね。

本日の締め

今回は僕が愛用している「着る毛布」という商品にまつわるお話を書いてみました。

ちなみにこの着る毛布、2020年現在においては色々なメーカーが販売している様です。少し検索してみたところ値段もピンキリ。(Googleショッピングの検索結果はこちら

ニトリやAmazonでも買えるみたいなので、興味のある方はお手頃価格の商品から買ってみてはいかがでしょうか? 幸せ感の高い商品だと思います。おススメです。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

今日の記事、久しぶりに私小説チックな仕上がりになった気がします。

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