【Daily Choppy !】第592回:「面白いコンテンツ」を作るための心得

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こんにちは。ウェブ中心に活動中、チョッピーです。

今回の記事について

「面白いコンテンツ」を作るための心得
「面白いコンテンツ」を作るための心得

今回はチョッピーが気付いた「面白いコンテンツを作るために必要な考え方・行動」についてのお話です。

今回の記事をお読み頂く上での留意点

『Daily Choppy !』は「ふらとぴ編集部チョッピーが毎日書く何か」であり「エッセイのようなモノを目指してい」るコンテンツです。

エッセイとは

思索や意見、感想などを形式にとらわれず、簡潔に述べた文学の一ジャンル。

エッセイとは|コトバンク

そのためいつも「僕が思ったこと」を中心に記事を書いています。今回は「ふらとぴ編集者 & ふらとぴクリエイター」としての僕が気付いた「メディアごとの特性の重要性」について書いていこうと思っています。

…が、正直、僕は「編集者」もしくは「クリエイター」として活動し始めてから1年半くらいしか経っていません。なので今回の記事はいつにも増して「戯言感」とか「そんなの知ってる感」が強い記事になっているかもしれません。そちらを念頭に置いた上で読んで頂くと助かります。

チョッピー
チョッピー

言い訳から入っていくスタイル

普段はそんな事はないんですけどね。ちょっと今回は書いておいた方がいいような気がするテーマなので。僕と同じ様な立場の人の気付きにはなるかも…?

最近の洋楽はイヤホンで聴け!

実は僕、最近の洋楽が苦手です。グラミー賞ノミネート作品とかを聴いても全く心に刺さらなくて。なんていうか「BGM感」が強すぎる気がするんですよね。

チョッピー
チョッピー

BGM感…とは?

うーん、曲調とか歌手の方の歌い方とかが「サラッと聴く」ためのモノになっている…というか。あんまり起伏の激しくない展開の曲に、ボンヤリする感じの加工を施された囁き声が乗っているというか…。声がガツンと届く感じの曲が減っている気がしていまして。

「歌っても楽しくなさそうな曲だなー…」とか「どうしてこういう歌い方をするんだろう…何が狙いなんだろう…」と疑問を感じながら聴いていました。楽しみ方がわからなかったのです。

チョッピー
チョッピー

チョッピーはどちらかと言えばロックとかメタルが好きな人なので、そういう風に思うのかもしれない。

そう。僕は出来れば音楽は重低音の効いたスピーカーで大音量で楽しみたいタイプの人間なのです。理想の音響は室内のフェス。音圧を体で感じながら「全身で聴いてる感」を楽しみたいタイプの人間です。そういう人にとっては最近の洋楽の潮流を理解するのは少し難しい(気がする)。

ただ、実は先日、とある体験を経て最近の洋楽的音楽の価値を(僕なりに)理解できるようになりました。

チョッピー
チョッピー

その体験とは…?

イヤホンです。イヤホンで最近の洋楽を聴いてみたのです。具体的にはビリー・アイリッシュの『bad guy』を聴いたのです。

Billie Eilish – bad guy

この曲、第62回グラミー賞の最優秀レコード賞を含む様々な名誉ある賞を得ています。それだけ多くの人に支持されている。でも、僕にはハッキリ言ってサッパリ良さがわからない曲でした。

チョッピー
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上に描いた「BGM感が強すぎる曲」の最たるモノのように僕には思えていたのです。

ところが! イヤホンでこの曲を聴いた瞬間に一瞬で狙いが理解できました。

チョッピー
チョッピー

こ、ここここれは…ASMR! 完全にASMRじゃないか!

ASMRとは

聴覚や視覚などへの刺激によって、心地よさやゾクゾクするような快感が引き起こされる現象のこと。「Autonomous Sensory Meridian Response(自律感覚の絶頂反応)」の略で、定訳はない。科学的に証明された現象ではなく、ASMRを感じるきっかけや感じ方には個人差があるとされる。近年では、本のページをめくる音、ささやき声、タイピング音、耳かきの音、石けんを削る音などを収録したASMRの体感動画がインターネット上に多数投稿され、海外を中心に人気を集めている。

ASMRとは|コトバンク

『bad guy』は上に引用したASMRの要素をふんだんに盛り込んだ曲のように感じます。曲の最初に本のページをめくるような音がしますし、ビリー・アイリッシュの歌声は終始ささやき声です。曲の途中のクラップ音もタイピング音のような音質になっています。

ASMRって基本的にイヤホンで聴くモノだと思います。最近の洋楽も「イヤホンでASMR的に楽しめる要素」を取り入れているという事なのでしょう。

チョッピー
チョッピー

最近の洋楽はスピーカーで聴くモノじゃなかったのか…なるほど。やっと最近の洋楽の楽しみ方が理解できた。

媒体ごとの特徴って大事だね

おそらく最近の洋楽はイヤホンで聴く事を前提に作られているモノが多いのでしょう。その様な視点でJ-POPを眺めてみると…日本の音楽シーンにおいては「イヤホン特化型」の音楽はまだそこまでは作られていないのではないかと感じます。

それよりもどちらかと言えば「超高音」により「テレビや有線放送等でもハッキリ聴こえる音楽」を目指しているのではないか…という気がします。

チョッピー
チョッピー

1990年代はとにかく「誰でも簡単に楽しく歌える曲」が目立っていた気がします。2000年代はアイドルソング全盛だった気がしますね。「推せる曲」というか。

ただ、それでもやはり現在の日本の音楽シーンには10年程前と比べると「イヤホンで聴かれる可能性が考慮されたチューニング」を施された音楽が多くなっている気はします。現在の日本の音楽シーンでは「テレビでも有線でもイヤホンでも楽しめる音楽」が求められているのでしょうか?

チョッピー
チョッピー

そのおかげで今の日本の歌手には「超高音ながら柔らかい声質」という難しいテクニックが求められている気もします。パッと思い付くところだとOfficial髭男dismの藤原聡、YOASOBIのikuraはそれが実現できていてスゴい。

同じ音楽でも媒体が変わるとそれを聞いた人の印象は変わる。「質」を意識するのであれば「ユーザはどの様な媒体でそれを楽しむのか」を意識して作品を作る必要があるのでしょうね。

チョッピーは今まで「媒体」に関する解像度が低かった

「媒体ごとの特性」に関しては一ヶ月ほど前にも記事(『Daily Choppy !』第553回)を書きました。

ここではとあるTwitterマンガを題材に「Twitterで読んだ時と書籍で読んだ時の面白さが違う」という僕の体験から『媒体ごとの特性、消費者としても生産者としても、キチンと把握しておいた方が良さそうです』という結論を導き出しています。

うーん、自分でこんな偉そうな事を言っておきながら「音楽を聴く媒体にもテレビ・有線放送・イヤホンなど様々なモノがある」という当たり前の事実に気付かずに、最近の洋楽に対して「楽しみ方がわからない」という感想を抱いていたなんて…。「音楽はスピーカーで聴くモノ」という固定観念にとらわれていたようです。反省。

「媒体」に対する解像度が低かったんでしょうね。たぶん、上の記事で書いたマンガに対する「Twitter」と「書籍」という分解方法も適切ではない。何故ならば「Twitter」の楽しみ方には「パソコンのディスプレイで楽しむTwitter」もあれば「スマホの画面で楽しむTwitter」もあるからです。「タブレットで楽しむTwitter」もあるか。

ウェブ媒体って難しくない?

そう考えると「WEBサービス」ってとっても難しいですね。同じコンテンツでも「質」は「ユーザが使う媒体」によって異なる。にもかかわらずインターネット上のコンテンツは様々な媒体で楽しめます。

パソコン・スマホは当たり前として、最近では携帯ゲーム機やテレビでもインターネットにアクセス可能です。他にもインターネットに接続できる機器は多いと思います。もはや死語と化した「ユビキタス」を前提に考えると「インターネットコンテンツの媒体」はあらゆるモノに広がっていくとも考えられる。

ユビキタスとは

「あらゆるところに」「どこにでもある」という意味で、ラテン語が語源。インターネットなどの情報通信ネットワークに、いつでも、どこからでもアクセスできるようになる環境をいう。

ユビキタスとは|コトバンク

「あらゆる媒体で参照可能なコンテンツ」を作る場合ってどういう観点で作ればいいのか…。こういう時に大事なのはおそらくターゲット設定。「ターゲットが一番、アクセスしやすい媒体で参照した時に最高の品質になるコンテンツ」を考えるべきでしょう。

僕の場合、ターゲットは自分自身。となると僕が作るコンテンツは僕が一番、アクセスしやすい媒体…パソコンとスマホで参照した時に最高の品質になるコンテンツを作るべきです。どちらかと言えばパソコンよりもスマホの方がいいかな?

チョッピー
チョッピー

アクセス頻度はパソコンの方が多い気はします。でも、それは「作り手としての立場」での話な気がするので。ユーザとしての自分を基準に考えるとスマホを重視すべき…?

今後は「ユーザとしての自分がコンテンツを参照する際の媒体」にも気を使ってコンテンツを作っていきたいと思います。

本日の締め

今回は僕が気付いた「面白いコンテンツを作るために必要な考え方・行動」についてのお話を書いてみました。

僕、ふらとぴ上に掲載するコンテンツを基本的にパソコンで作っています。スマホで作る事も出来なくはないのですが、圧倒的にパソコンの方が「作る場合」には優れている(と感じる)ので。

ただ、実は「コンテンツの仕上がりを確認する方法」が今までは「パソコンで読む・視聴する」だったんですよね。過去の『Daily Choppy !』で「読み手としての気持ちで書く」とか「媒体を意識する」とか言ってきたクセにこれではダメですね。

自分もスマホでコンテンツを楽しんでいるのだから、自分のコンテンツもスマホで確認しなければ。考えを実践できていなかった。この記事もさっそくスマホでも確認してみたいと思います。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

「消費者の気持ちで作る」ためには作り手にもプロデューサー的視点が必要なんだろうなぁ。

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