【Daily Choppy !】第1005回:枷

Daily Choppy ! アイキャッチ画像2Daily Choppy!

こんにちは。自由主義者、チョッピーです。

枷

今日も暑いよ!

本記事掲載日は4月14日。

どうやら関東・東北では今日は寒いらしいが、僕が住んでいる大阪では本記事執筆時点の気温は25℃。普通に暑い。

当然、部屋のエアコンはガンガンに効かせている。

チョッピー
チョッピー

4月中旬にも関わらず、エアコンをガンガンに効かせるのって、どうなの?

確かにその様な意見もあるかもしれない。

だが、先日の記事(『Daily Choppy !』第1003回 ↓ )で書いた通り、僕はその規範意識をすでに克服している。

なお、明日(4月15日)からは大阪でも気温が下がるらしい。

エアコンは稼働させなくても大丈夫かもしれない。

法・道徳・倫理

前述した『Daily Choppy !』第1003回を掲載してから、しばらくボンヤリと規範意識について考えていた。

わかりやすく言うと「してはいけないこと」について。

「してはいけないこと」には色々な種類のモノがある。

たとえば…

  • 略奪
  • 殺人
  • 怠惰
  • 暴食
  • 傲慢
  • ねたみ
  • 憤怒
  • 強欲
  • 色欲

など。

チョッピー
チョッピー

途中から七つの大罪になってるじゃん。

宗教の教えも規範意識には影響するハズなので、載せてもいいかな…と思い。僕は別にキリスト教徒ではないのだけれど。

それはさておき「してはいけないこと」は例に挙げたモノ以外にも無数に数えられる。

それらの規範意識の源をザックリ分類すると以下の3つに分けられるのではないだろうか。

  1. 法的に禁止されているモノ
  2. 道徳的(≒社会的)によろしくないとされているモノ
  3. 倫理的(≒個人的)によろしくないとされているモノ

それぞれに分類される禁止行為を上に挙げた具体例で表すと、以下の様になるのではないか。

  1. 略奪、殺人
  2. 傲慢、ねたみ、憤怒
  3. 怠惰、暴食、強欲、色欲

もちろん、これらは完全に分けられるモノではなく、お互いに重なり合う領域もあると思う。

規範意識のベン図
規範意識のベン図

たとえば「略奪」や「殺人」などは「1(法的)」だけではなく「2(道徳的)」や「3(倫理的)」の観点からも「してはいけない」とされる場合…つまり上の図で言えば3つの円が重なり合う場所に置かれるケースが多いだろう。

チョッピー
チョッピー

「1」の観点だけから禁止されているモノを探す方が難しいかもしれませんね。あえて探すとすると…「談合」や「独占」などはそれに該当すると言える場合もあるのかもしれません。

制裁

これらのうち、「1(法的)」や「2(道徳的)」に分類される「してはいけないこと」は「個人の認識」と関係なく、してはいけない。

それを無視してしまうと、その人は制裁を受ける。

「1(法)」によって禁止されている行いをした場合は国家から、「2(道徳)」によって禁止されている行いをした場合は社会から。

一方、「3(倫理的)」に分類される「してはいけないこと」は仮にそれをやってしまったとしても、特に誰からも制裁は受けない。

倫理感から禁止されている行為は、それを行っても別に誰からも制裁は受けない
倫理感から禁止されている行為は、それを行っても別に誰からも制裁は受けない

であるならば「3(倫理的)」に該当する規範意識は、小さければ小さい方が有利だ。

それだけ「取れる策」の幅が広がるわけなのだから。

チョッピー
チョッピー

それこそ「4月にも関わらずエアコンをつけるのは良くないことである」なんて倫理観は持っていない方が生きやすいわけです。

枷は少ない方が動きやすい

僕は「謎のこだわり」の多い人間である。

たとえばの話、僕は「ギャンブルや有価証券の短期売買、つまり投機で得たお金は労働で得たお金よりも価値が低い」と考えている。

チョッピー
チョッピー

「お金は自らの労働の成果として得るべきモノである」という倫理観を持っているからです。

だが、この考え方は客観的に言うと間違っている。

どの様な手法で得たお金であろうと、1円の価値は等しく1円である。

倫理的であることは、一般的に「善し」とみなされている場合が多いと思う。

ただ、あまりに倫理的であり過ぎると、それはそれでデメリットも多いような気もする。

たまには「その枷は、何のために存在するのか?」と、自問自答してみるのも良いのかもしれない。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

とはいえ倫理観を失いすぎると「非合法な行い」だったり「非道徳的な行い」にまで足を突っ込んでしまう可能性も増えると思います。上述した通り、それらは重なり合っている領域があるからです。難しいモノですね。

タイトルとURLをコピーしました