【Daily Choppy !】第321回:「自分の正しさ」に囚われない方がいいと思う

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こんにちは。チョッピーです。

今回の記事について

今回はチョッピーがインターネット上の諍いをみて感じた事をつらつらと述べていきます。

自分は特別な存在だという気持ち

人間、誰しも自分は特別な存在だと思いたいものなのではないでしょうか。特別という表現に違和感を感じるのであれば「自分はオリジナルな存在である」みたいな表現でもよいかもしれません。

この様な事を常日頃から意識していなくとも、たとえば、自分と考え方の異なる他人と触れ合った場合などに「あいつは間違っている」と思われた事はあるのではないでしょうか。

価値観の形成と社会生活

僕は個人的には、このような考え方は人が一個の独立した人間として存在していくうえで、ある程度は必要不可欠なモノなのではないかと考えています。

もちろん「自分ひとりだけが唯一絶対に尊い人間であるのだ」みたいな自己愛の暴走状態に入ってしまうと、社会生活において色々な問題が生じてしまうと思われるので望ましくはないでしょう。

しかしながら、ある程度は自分の中で「これが正しい」というオリジナルの価値観が形成されていないと、それはそれで色々な問題が生じるのではないかと想像されます。たとえば人生の様々な選択肢において自分の望む道を選ぶことが出来なかったり、人との関係が上手く構築できなかったり。

なので、僕はある程度は「自分だけのオリジナルの価値観」をベースにした「特別感」は人が社会生活を問題なく暮らすために必要なモノなのではないかと考えています。

この特別感が過少でも問題が生じるし、過大でも問題が生じる。

また「自分らしさ」や「好きなこと」などの、人が生きていく中で自覚していた方が幸せに生きられるとわかっていながら、なかなか見つけられず迷い苦しむ諸々…に関しても、結局はこの「自分だけのオリジナルの価値観」の問題に着地するのではないかと考えています。全ては「自分が何に価値を感じて、何に価値を感じないのか」という話に帰結すると考えているからです。

思想信条・価値観のぶつかり合い

最近よく見るインターネット上の大小さまざまな諍いなども、最終的には思想信条や価値観のぶつかり合いである事が多いのではないかと感じられます。

もちろん世の中には「石油の採掘権を得るための物理的な争い」などの「イデオロギーではなく純粋な利害がぶつかる事による生じる争い」もあるとは思うのですが、少なくとも日常生活のレベルにまで話を落とせば、やはり思想信条や価値観のぶつかり合いが多いのではないかと思われます。特にインターネットの世界では、それが多いと言えるのではないでしょうか。

その様な諍いの大本には「自分の正しさを証明するためには、自分と異なる考え方の人間を論破しなくてはならない」といった考え方をベースにした行動があるのではないかと思われます。

「自分の正しさ」に囚われない方がいい

ここで少し考えてみたいのですが、人がそこまでして必死に守りたいと考える「自分の正しさ」というモノの正体って何なのでしょうか。それが崩れると何か困る事があるのでしょうか?

個人的には「自分の正しさ」なんてものの維持にこだわる必要は無いと考えています。何故ならば「自己の思想信条・価値観」なんてものは所詮は「自分がそれまで身に着けてきた知識や経験に基づく考え方」に過ぎないと考えているためです。

今まで読んできた本に書かれていた知識、観てきた作品から得られた感情、実際に経験した出来事から得たモノ、それらが複合的に合わさった結果「自分の思想信条・価値観」が構築されたのだと思います。

なにかしらの諍いにより「自分の正しさ」が揺らいだ場合、それは単純に「今まで得た事の無かった情報」が降りかかってきたにすぎません。その様な場合は迅速に「新しい情報」を取り入れて「自己の正しさ」をアップデートすればよいだけです。

過去に得た知識や感情を刷新する事は過去の自分自身の否定にはつながりません。そう考えれば「自己の正しさ」を維持する事に全精力を注ぐような生き方からは脱せられるのではないかと僕は考えていいます。

今回の締め

今回はチョッピーがインターネット上の諍いをみて感じた事をつらつらと述べていきました。

インターネット上の諍い起因で考えた事ではありますが、言い争い全般に適応できる考え方なのではないかとも思います。別に言い争いをするな…と言うつもりはありませんが、言い争いの原因になっているであろう「自分の正しさ」には固執しない方が良いと考えています。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

ちなみに、僕自身がここに書いてきた事を守れているかどうかは、また、別のお話…。

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