【Daily Choppy !】第514回:ふらとぴの物語化に必要なモノとは?

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こんにちは。元文芸部、チョッピーです。

今回の記事について

ふらとぴの物語化に必要なモノとは?
ふらとぴの物語化に必要なモノとは?

今回はチョッピーの考える「ふらとぴを物語化するために必要な要素」についてのお話です。

岸田奈美さんの記事がバズりまくってました

岸田奈美さんという作家の方をご存じでしょうか? 以前「Daily Choppy !」でも彼女と、そのビジネスを紹介する記事を書きました。

先日、彼女の新しい記事が激しくバズっていました。

全財産を使って外車買ったら、えらいことになった|岸田 奈美
12月19日 追記 こちらの記事が、とんでもねえ経緯と熱量で、英語ほか10言語に翻訳されました! 英語翻訳された奇跡の舞台裏note 英語翻訳版の記事 全財産の内訳は、大学生の時からベンチャー企業で10年間働いて、したたり落ちるスズメの涙を貯め込んだお金と。 こんなもん、もう一生書けへんわと思うくらいの熱量を打ち...

テレビでもこちらの記事を元にしたニュースが放送されたようです。

「免許ないのにボルボ買った」理由 作家・岸田奈美(2020年12月6日)

とてつもないバズり方です。岸田さんのライターとしての力量はすさまじいですね。

さて、僕はウェブメディア「ふらとぴ」の運営者です。「いやー、バズってますね! 素晴らしい!」だけで話を終わらせるワケにはいきません。出来ればバズりの要因を分析して、自分のビジネスにもそれを反映させたいところ。

岸田奈美さんの上記の note にはバズりの要因があるハズです。その要因を見付け、それをふらとぴにも適応できないか…ちょっと考えてみましょう。

チョッピー
チョッピー

注意! 今回の記事では上記の岸田さんの note の内容を盛大にネタバレしていきます。ネタバレ絶対許さない勢の方は先に岸田さんの note を読むか、もしくは今すぐこの記事を読むのをやめてください。お手数ですがよろしくお願い致します。

何故バズったか?

岸田さんのライターとしての力量

大前提として「岸田さんのライターとしての力量が卓越している」は論をまたないでしょう。

岸田さんの note には、軽快な語り口で読みやすく楽しい文章が踊っています。また、タイトルと記事トップの写真も内容をわかりやすく明示しつつ核心はボカシており、ついつい読みたくなるモノとなっています。

チョッピー
チョッピー

全財産を費やして外車を買った!? なんで!? しかも、それで何かとんでもない事が起こったの??? なんで????? これは読まなければ!

こちらの記事をSNSで見かけた多くの人はこう思った事でしょう。ここまでキレイに言語化されていたかどうかはともかく。

記事の内容自体も、序盤は楽しく、終盤はホッコリさせるモノになっています。これは「いいね」と「シェア」をしたくなる!

こちらの記事は昨今のネット上の記事として最高品質と言えるモノになっている様に思えます。それを作れる岸田さんのライターとしての力量は天下一品と言えるでしょう。

外車を買った理由が物語として非常にわかりやすく、読者の共感を呼んだ

岸田さんのライターとしての力量以外の部分でのバズり要因はこれではないかと僕は考えています。

今回の岸田さんの note の内容を僕の理解で要約すると以下の通りです。

  1. 車椅子ユーザ専用に改造した現行の車の買い替えの時期だった
  2. 亡き父が愛用しており、いつか所有したいと思っていたボルボが生産中止になった
  3. 生産中止になったボルボを買えるだけのキャッシュがあった
  4. ボルボの購入と改造を決めた
  5. ボルボの改造はとても難しく、対応してくれる工場を探すのが大変
  6. ボルボ販売店のスタッフの努力で、なんとかボルボの改造をしてくれる工場を見付けた
  7. 無事に車椅子ユーザ専用に改造したボルボをゲットする事が出来た

なんでしょう。「鬼滅の刃か?」というくらい物語として完璧ですよね。

鬼退治=ボルボの購入&改造をする動機も非常にわかりやすいですし、それを急いでやらなければいけない理由もあります。さらに「全財産を投入する」という主人公の覚悟を発揮する場面もありますし、ボルボを無事に購入出来た後にも「改造できる工場が見つからない」という更なる難関が待ち受けています。

ここの突破方法は「ボルボ販売店のスタッフに見付けてもらう」です。これなんて「かつての敵が仲間になる」という少年漫画の王道かつ胸熱な展開とすら言えます。

今回の岸田さんの note は記事全体の流れが物語として美しい。これにより多くの読者の共感を呼び、多量の「いいね」&「シェア」を読んだのではないでしょうか。

チョッピー
チョッピー

この章の頭に「岸田さんのライターとしての力量以外の部分でのバズり要因」と書きましたが、もちろん、日常の出来事・事実を物語化できる力もライターとしての力量ではあると思います。

ふらとぴを物語化するために必要なモノは…?

今回の岸田さんの note のバズりを僕なりに分析した結果は以上の通りです。これを正とすると、ネット上で記事をバズらせるためには「ライターとしての基礎的な力量」と「日常の物語化」が必要に思えます。

これらはふらとぴにも適応可能でしょうか?

前者に関しては地道に努力していくしかないでしょう。後者に関しては戦略が必要となってきそうです。少し考えてみましょう。

ふらとぴが達成すべき最終目的は?

ここでは物語の目的を考えてみましょう。「これを達成すればハッピーエンド」という物語の縦軸となるモノです。鬼滅の刃で言えば「無惨を倒す」であり岸田さんの note であれば「車椅子ユーザ専用に改造したボルボを入手する」がそれに該当します。

ふらとぴの目的は2つあります。

  1. 「Make everyone happy !!」の実現
  2. 様々なコンテンツを楽しみつつ働くことに困難を抱えた人の自立を応援する
チョッピー
チョッピー

ふらとぴが実現すべき目的や課題に関しては「Daily Choppy !」第499回にも掲載しています。興味のある方は是非、ご参照ください。

さて…これを物語の最終地点だと捉えると、どうでしょうか。正直、わかりにくい気がします。それぞれを明示的に表すシンボリックな目標があった方が良さそうです。

鬼滅の刃でも主人公である炭二郎には「復讐を果たす」や「妹を鬼から人間に戻す」という目的があり、その条件として「無惨を倒す」というわかりやすい指針が示されています。岸田さんの note はもっとわかりやすいですね。「車椅子ユーザ専用に改造したボルボを入手する」です。

ふらとぴでも「これを達成すれば上記の2つの目的が達成される」というシンボリックな何かを設定した方がよいのかもしれません。

ふらとぴの目的を達成する物語の主人公足りえる人物は存在するか?

わかりやすい物語には主人公が必須です。

チョッピー
チョッピー

明確な主人公が不在の群像劇という形式はありますが…。群像劇は正直、お話の主軸がわかりやすい形式ではないと思います。僕は。

ふらとぴの物語の主人公足りえる人物は、現在のふらとぴ関係者に存在するのでしょうか。そもそも、ふらとぴの物語の主人公足りえる条件とは何なのでしょうか。

わかりやすい条件としては「自らが働く事に困難を抱えた人物である」がありそうです。「自らが働く事に困難を抱えた人物である主人公が、その課題を世の中から無くすために頑張る物語」は非常にわかりやすい。

他には…「親族に働く事に困難を抱えた人物がいる」とかでしょうか。

残念ながら、現在のふらとぴ編集部にはこれらの条件に合致する人物はいません。…いないように思えます。

さて…主人公足りえる人物がいないとなると、これは結構な問題です。どうしましょうか。リソースが足りない場合ビジネスにおいては外部調達という手が考えられます。もしくは自ら開発するか。

ふらとぴ編集部においても主人公足りえる人物を外部から調達するか、もしくは自らを主人公化するなにかしらの策(主人公としての説得力があるエピソードを構築する、とか)を考案する必要がありそうです。

本日の締め

今回は僕の考える「ふらとぴを物語化するために必要な要素」についてのお話を書いてみました。

結論としては「目的もわかりにくいし、主人公足りえる人物もいない」という、なかなか悲観的な結果となりました。

チョッピー
チョッピー

少年ジャンプだったら10週打ち切り待ったなしだぜ!

ただ、まぁ、物語としては悲観的な状況から始まった方が面白いですからね。ふらとぴにおいても、ここからなんとか物語を構成する事が出来れば次代の「鬼滅の刃」や「岸田奈美」になれるかもしれません。

ちなみに物語をマーケティングに組み込む方法としては「ストーリーマーケティング」と「ナラティブマーケティング」の2つが有名です。今回の記事では主に前者の方法に則って考えています。いずれ後者の方法でも考えてみたいところです。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

僕ことチョッピーは元文芸部。せっかくなので、サイト運営にもその経験を活かしたいところですね。

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